ドイツ連邦共同委員会の決定
ドイツの医師や歯科医師、病院、健康保険組合などからなる、連邦共同委員会(Der Gemeinsame Bundesausschuss:G-BA)は、医療制度品質・経済性研究所(IQWiG)の利用評価を考慮に入れて、将来的に、「妊婦が妊娠性糖尿病の検査を要求でき、法定健康保険組合(GKV)は、その検査料を支払わなければならない。」ということを決定した。
連邦共同委員会によれば、妊娠中に血糖値が決まった数値をこえたときに、妊娠性糖尿病とみなされる。妊娠性糖尿病は、母体のみでなく、胎児にもさまざまな影響が出てくる。母体では早産、妊娠高血圧症候群、羊水過多症を引き起こすことがある。さらに、胎盤の発達障害により、胎児への供給不足が発生する可能性もある。
胎児には巨大児、新生児の低血糖が起きやすく、子宮内で胎児が死亡することもあるのである。
Image:
Schwangerschaft妊娠性糖尿病の検査により、早期発見を
医療制度品質・経済性研究所は、妊婦への妊娠性糖尿病の検査はポジティブな効果をもたらすと、医師会報(Ärztblatt)に寄稿。患者の90%は、食事療法と定期的な運動とにより、血糖値を普通に保持することができるはずである。血糖値が非常に高い時にはインスリン療法が必要になる。
計画としては、妊娠中に行われる2回の検査である。まず最初に、事前テストを行い、それにより、妊娠性糖尿病の可能性の高い妊婦を認識する。次に、妊娠6,7か月目に2回目の検査を実施する。そして、医師の指導のもとに、血糖値の改善の治療を始めるのである。
法定健康保険組合(GKV)が妊娠性糖尿病の検査料をカバーすることにより、高血糖の早期発見、早期治療を可能にし、少しでも妊娠時のリスクの減少に効果があればよいのであるが。

Versicherungen-Blog
http://www.versicherungen-blog.net/2011/12/22/gkv-zahlt-kunftig-test-auf-schwangerschaftsdiabetes/