
学資保険って元本割れしないの?
学資保険では、商品の内容や加入時期によっては元本割れ、つまりは受け取ることのできる保険金(満期保険金と祝い金)の総額が、支払った保険料の総額よりも下回る可能性があります。
例えば、加入している学資保険で受け取ることのできる満期保険金が200万円(※祝い金はなし)であり、毎月1万円の保険料を20年間支払うとします。それを計算すると、保険料の支払総額は240万円となり、40万円(200万円-240万円)のマイナスとなることが分かります。これが元本割れという状態です。
モデルケース
| 満期保険金 | 2,000,000円(※祝い金はなし) |
|---|---|
| 保険料(月払い) | 10,000円 |
| 保険料払込期間 | 20年 |
| 保険料支払総額 | 10,000円×12ヶ月×20年=2,400,000円 |
|
2,000,000円-2,400,000円=-400,000円(※元本割れ) |
このように、学資保険では元本割れすることがあるのですが、そのような保険では親が死亡した場合に支払われる育英年金など、親の死亡や子どもの病気を手厚く保障する特約がつく場合が多いようです。そのため、元本割れをしているから悪い保険だというわけではなく、保障が充実したものといえます。
もし学資保険に特約を付加しているのであれば、支払った保険料から特約分の保険料が差し引かれることになります。ただし、学資保険につけることのできる特約は、掛け捨て型となっています。そのため、病気やケガなどの保障を重視したタイプ(保障型)では、元本割れになる傾向があるわけです。本当に必要なものだけに限定し、元本割れとなることを理解して特約を付帯すべきでしょう。
現在加入している学資保険が元本割れという状態であるなら、解約したほうがいいと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、解約にはデメリットがあります。解約すると、それまでに払い込んだ保険料の総額よりも、受け取る解約返戻金(かいやくへんれいきん)のほうが少なくなるのが一般的です。
解約する場合でも、元本割れを防ぐために不要な特約だけを解約するという選択肢もあります。もし現在加入している学資保険が元本割れしているのであれば、将来にわたって支払う保険料と受け取ることのできる保険金を計算して、解約するか判断すべきでしょう。



























