夏に関するアンケート調査を実施
明治安田生命保険相互会社は、全国の20歳から59歳を対象に夏に関するアンケート調査を実施、その結果を2015年7月30日(木)に発表した。
今年の夏休みは「8.1日」
今年の夏休みの日数は土日も含めて平均で「8.1日」。昨年よりも「1.0日」の減少となった。
理想とする夏休みの日数について聞いたところ、平均で「12.5日」となり、現実との差は「4.4日」であった。
夏休みに使うお金
夏休みに使う金額について聞いたところ、全体の平均は調査以来最高額の「89,296円」となり、昨年と比べても4,405円増加した。
今年の夏のボーナスが昨年と比べて「増えた」(17.0%)という人の割合は、「減った」(12.3%)を上回っており、増加基調にあるボーナスも財布のひもをゆるめる要因となっているのかもしれない。
地方別に見ると、比較的高い傾向の続く3大都市圏とその他の地方との差も縮まりつつあり、同社は景気回復の波が地方にも届きはじめているのではないかとコメントしている。
人気の旅行先は
夏休みの過ごし方のトップは「自宅でゆっくり」(67.9%)、次いで「国内旅行」(38.9%)、「帰省」(30.9%)という結果に。
2位の「国内旅行」は、行き先としては「関東地方」(28.6%)がトップ、2位は「九州・沖縄地方」(27.3%)となった。旅行の目的としては、「温泉での休養」や「自然を求めて」などが挙がっている。
円高の影響が心配された「海外旅行」(10.0%)は、ボーナスアップなどもあったためか昨年並みの結果となった。旅行先は昨年に引き続き「アジア」が1番人気で45%、次いで、ヨーロッパ、北アメリカと続いている。
帰省に関する調査
帰省する人に交通手段を聞いたところ、「自動車」(63.7%)は昨年より3.1%ポイント減少したのに対し、「新幹線」(20.6%)は3.1ポイント増加した。これは、北陸新幹線の開通により新幹線の人気が高まったためではないかとしている。
帰省の際に使う交通費の平均は「29,195円」。中でも「自動車」を利用する人の交通費が1,922円と大きく下がっていることから、ガソリン価格の値下がりなどが影響していることが考えられる。
交通費とおみやげ代をあわせた帰省費用は全体で38,730円、前年とほぼ変わらない金額となった。
▼外部リンク
明治安田生命保険相互会社のプレスリリース
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2015
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(記事提供:スーパー・アカデミー)