京都大学を中心とした産学共同の研究
第一生命保険株式会社は7月11日、疾病予防・健康寿命延伸に向けた共同研究に参加することを発表した。国立大学法人京都大学を中心とする産学共同の研究会に参加し、イノベーション創出に向けた取り組みを推進する。
新たなビジネスモデルの検討を支援
京都大学は学生や教職員などの健康診断結果取得、生涯にわたる健康・医療情報やライフスタイル追跡によって時系列の健康・医療・介護データ(Personal Health Record(PHR))を形成し、それを活用した健康寿命延伸に寄与するビジネスモデル創出について研究している。
京都大学を中心とした産学共同の研究会「京大データヘルス研究会」では、PHR形成に向けた課題やPHRを活用した事業の実現に向けた課題の抽出と解決を図り、永続的運営が可能なビジネスモデルの構築を目指して研究を行う。
京都大学、第一生命のほかに株式会社リクルートホールディングス、オムロンヘルスケア株式会社、メドピア株式会社が参画する。第一生命はグループの持つ健康・医療関連情報のコンテンツなどを活用し、PHR構築に有効なスキームやその利活用に向けた新たなビジネスモデルの検討を支援する。
▼外部リンク
第一生命保険株式会社 プレスリリース
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2016_025.pdf
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(記事提供:スーパー・アカデミー)