メットライフ生命、円建て個人保険の一部商品で保険料率を改定

円建て個人保険の一部商品で新規分の保険料率を改定

メットライフ生命保険株式会社は2月1日、2017年2月2日から個人保険の一部商品にて保険料率を改定すると発表した。
円金利の大幅な低下の影響により、2017年4月に標準責任準備金を計算するための利率である標準利率が引き下げられることから、同社円建て商品のうち終身保険(低解約返戻金型)と終身保険(引受基準緩和型)について、保険料の計算に用いる予定利率の改定を行うとのこと。

「ドルSmart」など外貨建て保険は保険料率の改定はない

改定の内容は、終身保険(低解約返戻金型)について、これまで1.50%だった予定利率を、契約日が2017年3月1日以降の契約分から0.60%とするという。
また、終身保険(引受基準緩和型)については、これまで1.85%だった予定利率を、契約日が2017年2月2日以降の契約分から0.60%とするとのこと。
なお、既契約に遡及して適用することはないとしている。改定以降の終身保険(低解約返戻金型)と終身保険(引受基準緩和型)の新契約は、基本的に保険料が引き上げとなるが、終身保険(低解約返戻金型)では一部引き下げとなるプランがあるとのこと。
このほか、同社主力商品の「ドルSmart」積立利率変動型終身保険(米国通貨建2002)など、外貨建て保険には標準利率の改定は適用されないため保険料率の改定はしないとしている。
(画像はメットライフ生命HPより)


▼外部リンク
メットライフ生命保険株式会社 プレスリリース
http://www.metlife.co.jp/about/press/2017/pdf/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)