協定締結の背景
損害保険大手の損害保険ジャパン日本興亜株式会社は、昨年の地震から1年を迎える熊本県とこの度「熊本地震からの創造的復興に関する包括連携協定」を4月24日付で締結したことを発表した。損保ジャパン日本興亜は熊本県と2016年2月3日に「防災力向上に関する協定」を締結しており、相互に協力し連携を進めてきた。
その後の2016年4月、熊本地震が発生し、それ以降ドローンの活用、アーカイブ事業の支援、火の国防災塾の開催、SOMPOボール、その他にもゲームフェスタの開催などを通じて熊本県の防災力向上に寄与する取り組みを行ってきた。
この防災協定を踏まえたこれまでの活動が評価されたことから今回の連携協定へとつながり、取り組みがより拡大した形となる。
ちなみに熊本県が保険会社と熊本地震からの創造的復興に関する防災力向上を含めた様々な分野についての包括連携協定を締結したのは、今回が初めてとなりその成果に期待が寄せられている。

協定の目的と内容
今回のこの協定は、熊本地震から1年を迎えたこの時期に相互連携を目指すもので、熊本県が掲げる「熊本復旧・復興4ヵ年戦略」をより確実にすることを目的としている。協定の主な内容として、防災力向上、観光・交流およびインバウンドの推進、女性が輝き活躍できる環境整備、世界と熊本をつなぐヒト・モノの流れの創出、安心安全で暮らし学べる生活環境づくりを上げている。
今後も同社は同社の強みを活かし、地方自治体と連携し地域のそれぞれの特徴を活かす貢献をしていく予定である。
(画像は損害保険ジャパン日本興亜株式会社より)
▼外部リンク
損害保険ジャパン日本興亜株式会社ニュースリリース
http://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/topics/2017/20170424_3.pdf
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(記事提供:スーパー・アカデミー)