がん研との共同研究によるリスクチェックツール提供
第一生命保険株式会社は5月19日、国立研究開発法人国立がん研究センター(がん研)との共同研究成果第一弾として、がん研のHPに「循環器疾患リスクチェックツール」を一般公開したと発表した。このツールは、がん研が20年間にわたって10万人以上のデータを収集して行った、生活習慣に関する追跡調査の結果を元に開発されたものとなる。

また同ツールでは、同社が生命保険事業を通じて得た保険医学の知見に基づき、発症リスクの軽減・予防、健康増進に役立つ効果的なアドバイスも提供する。
広く疾病予防・健康増進に役立つ公益性の高いツール
さらに、循環器疾患の発症リスク増加に影響を与える因子毎に、一人ひとりの健康状態や生活習慣(運動、食事、喫煙、飲酒等)に沿った約500万パターンの具体的な健康改善アドバイスを用意していて、広く疾病予防・健康増進に役立つ公益性の高いツールとなっている。2016年9月から同社は、がん研と「医療ビッグデータ」活用の共同研究を開始しており、がん研の「社会と健康研究センター」に同社の医師を派遣するなど、広く疾病予防・健康増進に資する研究に参画している。
今後もがん研との連携を深め、共同研究の取組みを発展させていくことで、健康寿命の伸長などの国民的な課題について、貢献すべく努めるとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
第一生命保険株式会社 プレスリリース
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/
●この記事に関連したニュースカテゴリ:その他
(記事提供:スーパー・アカデミー)