住友生命と電縁、ブロックチェーン技術を活用した保険管理業務での実証実験開始

ブロックチェーン技術活用し保険管理業務実証実験

住友生命保険相互会社は5月11日、株式会社クラウドワークスの100%子会社でシステムコンサルティング・システム開発を行う株式会社電縁と、ブロックチェーン技術を活用した保険管理業務に関する実証実験を、この5月から始めると発表した。
このところ、民泊やカーシェアリングなどシェアリングエコノミーの利用者増加を背景とした消費行動の変化に伴い、消費者ニーズの細分化や新たなニーズの創出が進んでいる状況がある。
そこで両社は、生命保険市場における顧客の多様なニーズにタイムリーに対応すべく、より機動的な商品提供や顧客利便性が図れるインフラ構築に向け、実証実験を行うこととしたもの。
この実験は、国内生命保険会社として画期的な保険管理業務でのブロックチェーン技術を活用した仕組みを構築し、自動化オペレーションの実現可否を検証するものとなる。
なおこの実証実験には、ブロックチェーン導入による事業変革の第一人者である株式会社Scalarの深津航氏がアドバイザーとして参画し、豊富なブロックチェーン導入経験と保険業に関する幅広い知識を提供するという。

保険加入者の利便性向上と業務の効率化を図る

実証実験では、保険契約の引受や契約管理、保険金の給付等の保険管理業務をブロックチェーン上で行う仕組みを実証することで、情報セキュリティや業務効率化などを含め、ブロックチェーン技術の保険管理業務への適用可否や導入効果を検証し、有用なシステムの開発につなげることとなる。
実験でのオペレーションは、スマホでの完結を前提に行い、保険加入者の利便性向上と業務の効率化を図ることとしていて、この実施は検証オペレーションとして、この5月からの約3ヶ月間を予定している。
また、これによる期待効果としては、1)保険管理プロセスの自動化によるオペレーションの迅速化とコスト削減、2)保険契約関連手続きをスマホ上で行える顧客利便性の向上、3)保険契約情報が高いセキュリティのもとで安全に管理、4)ハードウェアに依存せず安価なシステム構築、が見込めるとしている。
(画像は住友生命HPより)


▼外部リンク
住友生命保険相互会社 プレスリリース
http://www.sumitomolife.co.jp/about/newsrelease/pdf/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)