生命保険契約の満足度調査、今年の総合1位は?

過去のトラブルを踏まえ、顧客への契約説明に注目

株式会社J.D.パワー ジャパン(以下「J.D.パワー ジャパン」)は3月3日、2020年生命保険契約満足度調査の結果を発表した。
生命保険業界では過去の顧客とのトラブルを踏まえて、営業担当者への教育を徹底する等、顧客に対する説明の強化が進められている。しかし今回の調査で、契約の説明にはまだ改善の余地があることと、会社によって大きな差があることがわかった。
調査は昨年12月に実施され、8928人が回答した。ユーザーの評価をもとに27社の得点を総合した結果、今年もプルデンシャル生命が728ポイントでトップ、3年連続首位を保った。

商品説明はあるのが普通、ないと満足度が大きく低下

7割以上の回答者が保障や保険金の支払い等、契約の主な内容についての説明を受けたと答えた。しかし説明がなかったと認識された場合には、総合満足度が大きく低下した。
他社の商品との比較や解約等、契約の細部に関する項目では、説明があったとの認識は半分以下に。生保各社の間で大きなばらつきがあった。
2位にはソニー生命(710ポイント)が入り、3位にはFWD富士生命とネオファースト生命(704ポイント)が同点で並んだ。
(画像はJ.D.パワー公式サイトより)


▼外部リンク
J.D.パワー リリース
https://japan.jdpower.com/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)