三井住友海上、シンガポールでキャットボンド発行

リスク管理の新たなトレンド、キャットボンドとは?

三井住友海上火災保険株式会社(以下「三井住友海上」)は4月7日、シンガポールにおいてキャットボンド(大災害債)を発行したと発表した。
保険業界では大きな自然災害が起こると一度に保険金の支払いが集中する。そこで保険会社は支払い不能になることを防ぐため、通常「再保険」を購入する。キャットボンド(catastrophe bond)は1990年代に始まった新たな仕組みで、日本では地震や台風に備えた債券が発行されている。
この債券に投資する人は、期間中に一定の条件を超えた災害が発生しない限り、利子を得ることができる。災害が起こった場合は元本の一部または全部が、保険金の支払いにあてられる。つまり保険会社のリスクが投資家に分散されることになる。

アジアの会社としては、シンガポールで初めて

三井住友海上が発行したキャットボンドは米ドル建てで、期間は4年。日本国内の台風と洪水の被害に備える。アジア所在の会社としては初めて、シンガポールでキャットボンドを発行した。
同社は今後も再保険やキャットボンド等の適切な活用でリスク管理を強化し、経営の健全性向上に努めていくとしている。
(画像は三井住友海上公式サイトより)


▼外部リンク
三井住友海上 リリース
https://www.ms-ins.com/news/fy2020/pdf/0407_1.pdf
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(記事提供:スーパー・アカデミー)