日本損保協会、保険金不正請求の早期検知システムを構築

損保各社・共済を横断したビックデータを活用

日本損害保険協会は4月7日、保険金の不正請求を早期に検知できるシステムを構築し、4月から運用を開始したと発表した。
同システムは、不正請求疑義を検知するアルゴリズムを搭載したもので、複数の保険会社・共済組合から収集した保険金請求等の情報をAIが分析して構築された。
このような複数の企業等を横断するビックデータを活用したシステムの構築は、国内の金融業界では初の取り組みという。

不正請求疑義の自動検知機能・保険金詐欺グループの相関図作成機能を搭載

同協会では以前から、不正請求を防ぐため、保険金請求歴等に関する情報交換を各社間で行い、2018年には情報交換制度のシステムも構築している。
今回はこれに加え、日本テラデータ株式会社の協力を得て新たな機能をシステムに搭載した。今回搭載された機能は、不正請求疑義の自動検知機能と、保険金詐欺グループの相関図作成機能だ。
不正請求疑義の自動検知機能は、26の参加会社から収集した保険金請求に関する情報をAIが分析して作成したアルゴリズムによって不正請求疑義を自動検知できる機能。
保険金詐欺グループの相関図作成機能は、不正請求疑義事案に関与した人物・法人等の関係性を可視化できるという機能だ。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
日本損害保険協会 ニュースリリース
https://www.sonpo.or.jp/2020/2004_01.html
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