J.D.パワー、「2020年自動車保険事故対応満足度調査」の結果を発表

事故連絡を経験したユーザーを対象に

株式会社ジェイ・ディー・パワージャパン(以下、J.D.パワー)は2020年11月20日、「2020年自動車保険事故対応満足度調査」の結果を発表した。
これはJ.D.パワーが年に1回、自動車保険(任意保険)の契約者を対象として実施しているもので、今回で15回目となる。2020年7月下旬から同8月下旬にかけて、過去2年以内に契約先保険会社への事故連絡(保険金請求)を経験したユーザーを対象としてインターネット調査を実施し、4402人から有効回答を得た。
総合満足度ランキンでは、「事故対応担当者」、「事故受け付け体制」、「代車/レンタカーサービス」の3ファクターで最高評価を得た損保ジャパンが728ポイントで第1位、続いて、イーデザイン損保とソニー損保が727ポイントと同点で第2位だった。

事故時におけるアドバイスの実施が総合満足度に影響

同調査では、「保険金支払い」、「事故対応担当者」、「事故受け付け体制」など、総合的な顧客満足度に影響を与えるファクターを設定し、各ファクターの詳細評価項目に関するユーザーの評価を基に、1000ポイント満点で総合満足度スコアを算出している。
「事故対応担当者の対応と総合満足度の関係」について見たところ、「事故相手への対応などのアドバイスがあった」、または「警察への通報の確認や、警察への届け出に関するアドバイスがあった」としているユーザーの総合満足度は、それぞれ753ポイントと747ポイントで、業界平均の709ポイントよりも50ポイント前後高くなっていることが明らかになった。
また、「ドライブレコーダーの提出有無と総合満足度の関係」について見ると、「ドラレコ提出あり」の場合の総合満足度は708ポイントと、業界平均の700ポイントよりもわずかに高い上、「ドラレコ提出なし/装着なし」の総合満足度664ポイントとは大きな差が開いていることが分かった。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
株式会社ジェイ・ディー・パワージャパンのプレスリリース
https://japan.jdpower.com/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)