損保ジャパン、「知的財産権賠償責任保険」発売

業界初、第三者の知的財産権侵害で、賠償金を補償

損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)は2021年4月30日、「知的財産権賠償責任保険」の販売を開始したことを発表した。
「知的財産権賠償責任保険」は、企業が知的財産侵害のリスクへ備えるための商品。第三者の知的財産権を侵害した場合に生じる法律上の賠償責任について、契約者が負担する賠償金を補償するというもの。第三者の知的財産権侵害に起因する、自社の喪失利益の補償は業界で初となる。

知的財産権侵害が認められた場合の損害賠償額が高額化

改正特許法等、ライセンス実施量相当額等を損害額の判断の要素として考慮できることが明文化された法律が2020年に施行され、これによって知的財産権侵害が認められた場合の損害賠償額が高額化すると懸念されている。
このような環境の変化に対応し、企業の、知的財産権に関わるリスクを回避することが課題となっている。今回発売された保険商品は、このような背景を踏まえて、加入している企業が万が一、第三者の知的財産権を侵害し、法律上の賠償責任や争訟費用が生じた場合にこれらを補償する。
(画像はイメージです)


▼外部リンク
損害保険ジャパン株式会社のプレスリリース
https://www.sompo-japan.co.jp/
●この記事に関連したニュースカテゴリ:損保ジャパン
(記事提供:スーパー・アカデミー)