事故の多い地点を
一般社団法人日本損害保険協会の北海道支部は9月3日、北海道内の「高齢者事故多発地点マップ」を公開したと発表した。これは北海道内で高齢者が関わる交通事故の割合が高いことを受けた事故防止啓発活動の一環で、マップには過去5年間で6件以上の高齢者が関わる事故が発生している13地点が記載されている。
マップはウェブ上に公開されており、地域に住む住民のうち、まずは高齢者を中心に事故防止を呼び掛けていくとのこと。

自宅近くで発生する事故
北海道警察の統計によれば、交通事故死者のうち高齢者の交通事故死者数は過去5年間で常に40パーセントを超えている。特に2020年は47.2パーセントにも達し、あわせて高齢者の交通事故は比較的自宅から近い場所での発生が70パーセント以上という結果となった。
一般社団法人日本損害保険協会北海道支部はこのような状況を踏まえて「高齢者事故多発地点マップ」を公開。
パソコンのほか、スマートフォンやタブレットといったデジタルデバイスで確認することができ、どういったところで高齢者の交通事故が多く発生しているのかを確認してもらうことで、交通事故防止につなげていってほしいとしている。
(画像は一般社団法人日本損害保険協会ホームページより)
▼外部リンク
一般社団法人日本損害保険協会ニュースリリース
https://www.sonpo.or.jp/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)