損保協会、大阪大学法学部で講義を開講

「損害保険の実務と法」
一般社団法人日本損害保険協会の近畿支部は3月4日、大阪大学法学部の秋・冬学期に、連続講座を実施したと発表した。
この講座は単位認定講座として開講、2021年度で8年目となる。
今年度は3年生と4年生を中心とした144名の学生が受講し、またコロナ流行の影響からリモートのみの講義も織り交ぜたうえで「損害保険の実務と法」をテーマにリスクマネジメントと損害保険についての知見を深める講義が行われた。
講義は2021年10月から2022年2月にかけて計14回行われ、損保実務に携わる講師が法律関係を踏まえて実践的な講義を展開。
損害保険の仕組みや役割、損害保険に関する関係法規、社会におけるインフラとしての役割、保険販売の現状、損害保険会社の経営と業界の課題など多岐にわたる内容を各社の最先端な取り組みにも触れつつ伝えられた。
損保業界の果たす社会的役割
一般社団法人日本損害保険協会が開講した大阪大学の講義では、同法人の職員のみならず損害保険会社の社員にも講師をつとめてもらった。
例えば、講義「くるまの保険」・「保険会社の業務」では三井住友海上火災保険株式会社関西総務部人事総務チームの大谷課長から最新の自動車保険の商品内容と損害保険会社の業務の全容を、講義「からだの保険」ではあいおいニッセイ同和損害保険株式会社大阪支店地域戦略室の小雀室長から傷害保険と医療保険の特色についてを紹介してもらった。
同法人では、今後も引き続きこのような損害保険リテラシーの向上に資する取り組みを推進していきたいとのこと。
(画像は一般社団法人日本損害保険協会ホームページより)


▼外部リンク
一般社団法人日本損害保険協会ニュースリリース
https://www.sonpo.or.jp/2021/220301.html
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