損保ジャパンら、「アイコサポート」の鉄道施設内における実証実験実施

視覚に障がいのある人向けの遠隔サポートサービス、「アイコサポート」

東武鉄道株式会社(以下、東武鉄道)、損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)および株式会社プライムアシスタンス(以下、プライムアシスタンス)の3社は2022年6月より、視覚に障がいのある人向け遠隔サポートサービス「アイコサポート」の、鉄道施設内におけるサービス提供に向けた実証実験を実施している。
「アイコサポート」は、プライムアシスタンスが運営するサービスで、スマートフォンからの映像を基に、遠隔地いるオペレーターが視覚情報を伝えるというもの。
従来は商業施設等において提供されていたが、今回、提供対象範囲を駅のプラットホーム上まで拡大することを目指し、実証実験を開始した。

鉄道施設を安心して利用できるサービスを

今回の実証実験を通じて、安全面のほか、通信状況や騒音などの問題点等を明確にし、視覚に障がいのある人が鉄道を安心して利用できるサービスの構築および提供を目指すとしている。
具体的には、「視覚に障がいのある人の利用シーンごとの安全性や利便性」、「オペレーターの案内方法およびそのリスク」、「『アイコサポート』利用中の駅係員の応対方法」、「視覚に障がいのある人以外の駅利用者への配慮」、「通信状況や騒音などの利用環境」、「視覚に障がいのある人向けサポートツールとしての社会的認知」といった項目が検証されるとのこと。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
東武鉄道株式会社、損害保険ジャパン株式会社、株式会社プライムアシスタンスのプレスリリース
https://www.sompo-japan.co.jp/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)