貯蓄額、最多回答は「100万円未満」23%
PGF生命は6月7日、「2022年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」を実施し、結果を公開した。これによると、2022年の還暦人の平均貯蓄額は過去最高の3,122万円となった。
同調査では2022年に還暦を迎える1962年生まれ男女を対象に、還暦を迎える人のライフスタイル、今後の期待・不安などについて調べ、2,000名の有効回答を得た。
「70歳以降も働きたい」36.5%
調査結果によると、今年の還暦人の平均貯蓄額は過去最高の3,122万円だった。だが、最も多かったのは「100万円未満」の23%で、全体の38%が500万円未満と回答。一方で、9.5%が貯蓄額「5,000万円~1億円」、9.4%が「1億円以上」と回答した。
59歳時点で就労している・していた人は1,435名。このうち60歳以降、何歳まで働きたいかとの問いに対して、65歳以降も働きたいという人は約8割、70歳以降も働きたいという人は36.5%に上り、還暦以降も働き続けたいという人が多かった。
60歳以降、生活費として最低限必要だと思う金額は平均187,463円となり、必要生活費は2020年の199,710円をピークに減少傾向にある。同社では、コロナ初期では生活費を一時的に高く見積もったものの、コロナ禍による生活様式の変化で被服費・交通費などを抑えることができたためと分析している。
還暦以降の人生で不安に思うことは、昨年と同様に1位「収入の減少」、2位「身体能力の低下」、3位「判断能力の低下」となった。
(画像はプレスリリースより)
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PGF生命 ニュースリリース
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