損保ジャパン、開発途上国の交通安全向上を支援

「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」へ投資

損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)は、開発途上国の交通安全向上を図る取り組み支援を目的に、世界銀行が発行する「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」に投資を行ったと2022年8月9日に発表した。

世界の交通事故減少を願う

世界の交通事故において、死亡事故となってしまう事故の多くが中・低所得国で発生しており、世界銀行では、安全ではない道路による影響が問題であるとして、開発途上国の交通安全向上に寄与するプログラムに融資を行っている。
損保ジャパンでは日本国内において、交通事故傷害保険付きの「黄色いワッペン」を全国の新小学一年生に贈呈する取り組みを1965年より実施しており、今回、日本のみならず世界の交通安全を願って「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」へ投資を行った。
世界銀行のプロジェクト事例にパキスタンの最大都市カラチの例がある。カラチには大量輸送に適した交通システムがなく、オートバイと三輪車が大半を占め、多くの死者が出ているという。そこで、道路インフラの修復とバス高速輸送システムの構築、歩行者・オートバイ運転者の安全を守る設備の整備を行った。
この取り組みにより、同地域の年間における交通事故死亡者・負傷者数の半分に当たる15,000人が救われることが期待されているとのことだ。
損保ジャパンは今後もESG投資を通じて、社会的課題の解決に貢献していくとしている。
(画像はプレスリリースより)
(C)World Bank


▼外部リンク
損保ジャパン プレスリリース
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)