損保ジャパン、保険金支払業務DXで大規模自然災害発生時の早期保険金支払いを実現

業務オペレーションを改善

損保ジャパンは8月12日、Palantir Technologies JapanとABEJAの3社で大規模自然災害発生時の早期保険金支払いを実現すると発表した。
同社は、2022年3月に発生した福島県沖地震の際、損害調査に必要な情報が複数のシステムに分散していたため、差配管理業務などに多くの時間と労力を費やした。
Palantirのプラットフォームを活用
そこで地震発生の翌4月、3社は大規模自然災害発生時における業務オペレーションの改善を目指した「災害対応プロジェクト」を組成。
さらに、PalantirのプラットフォームFoundryを活用し、業務を効率化するアプリケーションを開発。4月末から約2カ月間、宮城県の災害対策本部で実用性を検証するトライアルを実施した。
トライアルでは、データ統合で人手の作業を削減し、人手の作業をアプリケーションで行うことで事務ミスの低減も実現した。また、地震だけでなく、風災・ひょう災、水災、雪災でも活用できるように改良を開始した。
(画像はプレスリリースより)


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損保ジャパンニュースリリース
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(記事提供:スーパー・アカデミー)