労災センター、「一人親方の労災保険に関する実態調査」結果を発表

労災保険の特別加入をしている一人親方に聞いた

労災センター共済会は2022年8月19日、「一人親方の労災保険に関する実態調査」の結果を発表した。
これは、労災保険の特別加入をしている一人親方を対象として行った調査で、2022年8月1日から同2日にかけてインターネット調査として実施し、105人から得られた有効回答を集計したもの。
まず「労災保険に特別加入した理由」について聞いたところ、「元請会社から要求があったから」が64.8%で最も多く、次に多いのは「労災に遭う危険性が高い職業だから」(28.6%)であることが分かった。

半数以上の一人親方が、労災事故に対する危機意識の高まりを実感

「5年前と比較して、労災事故に関するあなたの危機意識はどのようになっているか」という質問では、「非常に高まっている」(18.1%)、「やや高まっている」(36.2%)と、半数以上の一人親方が「労災事故に対する危機意識の高まり」を実感しているということが明らかになった。
さらに、前述の質問で「非常に高まっている/やや高まっている」と回答した人に対して、「危機意識が高まっている理由」を質問した。
最も多かった回答は「猛暑の日が増え、熱中症の心配があるから」で、半数以上の54.4%がこう回答している。
(画像はプレスリリースより)
(出典:労災センター共済会)


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一般社団法人労災センター
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