損保ジャパン、「知的財産権賠償責任保険」保険料割引を開始

知的財産権に関連する訴訟件数が急増

損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)とNGB株式会社(以下、NGB)は2023年1月20日、知的財産における侵害リスクを調査するFTO調査を実施した企業に対して、「知的財産権賠償責任保険」の保険料割引を開始することを発表した。
近年、知的財産権に関連する訴訟件数が急増していることを背景として、損保ジャパンは2021年4月より「知的財産権賠償責任保険」を販売している。

FTO調査を実施した企業を対象に保険料を割引

損保ジャパンとNGBは、保険とFTO調査の両輪の対策で国内企業のリスク対策レベルを向上させることを目指し、NGBのFTO調査を実施した企業に対して、「知的財産権賠償責任保険」の保険料を最大で10パーセントの割引を開始した。
FTOとは「Freedom to operate」の略で、製品やプロセスを市場に投入する前に、将来の特許侵害や訴訟のリスクを事前に予測し、回避・低減する目的で実施される調査のこと。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
損害保険ジャパン株式会社、NGB株式会社のプレスリリース
https://www.sompo-japan.co.jp/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)