東京海上日動、住民参加型の避難訓練を実施

避難誘導アプリを使用
東京海上日動火災保険株式会社は1月23日、住民参加型の避難訓練を実施すると発表した。
これはNTTコミュニケーションズ株式会社、ダッソー・システムズ株式会社、一般社団法人京都スマートシティ推進協議会、京都府と同社の5者がすすめている「スマートけいはんなプロジェクト」の「グリーン・サステナブルけいはんな事業」の一環として行うものである。
避難訓練は2023年2月25日、NTTコミュニケーションズ株式会社が独自に開発した避難誘導アプリを活用して実施される。
アプリは早く確実に住民が安全な場所へ避難することを目的として開発したもの。
さまざまなデータをもとに災害発生時の被害をシミュレーションし、住民への適切な避難ルートなどを案内してくれる。
自然災害に備えて
近年、日本全国で大規模な自然災害が多発し、大きな社会問題のひとつとなっている。
これを背景に東京海上日動火災保険株式会社は住民ひとりひとりにパーソナライズ化した災害・避難情報を届け、より安全に避難できるソリューションを開発・提供することを目的のひとつに「スマートけいはんなプロジェクト」を推進してきた。
それに伴い実施される避難訓練では、参加する地域住民の防災意識の向上と使用する誘導アプリの実証実験および検証を目的としている。
また、2023年2月8日まで避難訓練に参加する精華町周辺に在住する住民を募集しており、希望者は「Clubけいはんな」へ登録してほしいとのこと。
同社では今後もプロジェクトの推進を通じて、誰もが安心・安全に暮らすことができる社会の実現を目指していく。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
東京海上日動火災保険株式会社ニュースリリース
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)