あいおいニッセイ同和損保、避難所検索をより便利に提供

緊急速報メールの配信履歴から
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は3月2日、緊急速報メールの配信履歴から警戒地域や現在地周辺の避難所情報を検索できる「避難所検索機能」を提供すると発表した。
これはKDDI株式会社と共に行うもので、携帯電話大手の3社が提供している「+メッセージ(プラスメッセージ)」内の公式アカウント「au災害対策」にて実施する。
災害時に地方自治体などから発信される緊急速報メールは、現在の状況や避難指示の情報をその地域のスマートフォンや携帯電話の利用者に一斉に配信するサービスである。
直接該当地域に住む個人に配信できる利点があるものの一度に送信できる情報量が少なく、必要性の高い情報をシームレスに配信する仕組みづくりが課題となっている。
同社が提供する「避難所検索機能」は、「au災害対策」にリアルタイム被害予測ウェブサイト「cmap」を連携させることで顧客に役立つ情報を配信、地域の防災・減災に役立つものとなっている。提供開始は発表と同日の2023年3月2日からとなる。
取り残されない社会
「au災害対策」では、自宅や家族の居住地といった事前に登録したエリアの災害・避難情報を受信できる機能がある。
また、「cmap」は被災直後から被災建物数や被災件数率を市区町村ごとに予測して地図上に表示する。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社とKDDI株式会社は万一の災害発生時に顧客の身の安全確保や避難行動に結び付く情報を迅速に届けるため、緊急速報メール関連機能と必要性の高い「避難所情報」をあわせて提供することを決定した。
これにより、平時から居住地域の避難所情報を事前把握することも可能となり、災害時に慌てることなく備えられる。
同社は、今後もKDDI株式会社と共同で顧客の自助を支援する仕組みづくりや社会課題解決に資する協業取り組みを検討し、災害時に誰一人取り残されない社会の実現を目指していきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社ニュースリリース
https://www.aioinissaydowa.co.jp/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)