インパクト投資
住友生命保険相互会社は3月17日、株式会社環境エネルギー投資が運用する脱炭素に特化したベンチャーファンドへの投資を決定したと発表した。これは財務的リターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的および環境的インパクトを生み出すことを目的としたインパクト投資である。
これにより同社は、運用収益の獲得と社会課題解決の両立を目指していく。
また同社はこの投資を通じて再生可能エネルギーの普及や省エネルギー化の進展を期待しており、投資金額は15億円となる。
この投資を通じて同社はSDGs「7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに」と「13 気候変動に具体的な対策を」に貢献する。

脱炭素に向けて
株式会社環境エネルギー投資は、環境やエネルギーの分野に特化したベンチャーキャピタルである。これまで、脱炭素を中心に持続可能な社会の実現に貢献する革新的なビジネスモデルや技術を有するスタートアップ企業に対して、さまざまな投資や成長支援を行ってきた。
住友生命保険相互会社が投資を決定した今回のファンドは、脱炭素に向けて世界的な潮流が加速していることを背景にエネルギートランジション、モビリティ&トランスポーテーション、スマートシティを主要な投資領域としている。
それぞれの領域におけるイノベーションや事業機会の拡大が期待できるスタートアップ企業に対して投資を行い、その成長を支援していく予定。
同社では、今後も資産運用を通じて中長期の安定的な運用収益確保に加え、脱炭素および持続可能な社会の実現に貢献していきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
住友生命保険相互会社ニュースリリース
https://www.sumitomolife.co.jp/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)