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定期保険と終身保険

一定期間ずつ同じ保障内容で更新していくタイプの医療保険。
当初の保険料は比較的安く抑えることができます。


保険期間を定めず、一生涯にわたって保障が続き、かつ保険料は加入時のまま変わりません。


払込保険料の総額で比較してみます。
それぞれ30歳/男性で契約、入院給付金日額1万円+死亡保険金100万円
(1回の入院120日、トータル730日まで)の医療保険です。(あくまで例示です)

(パターン A)
年齢 定期型 終身型(60歳払済) 終身型(終身払)
保険料月額 累計 保険料月額 累計 保険料月額 累計
31歳〜40歳 3,040 364,800 9,250 1,110,000 6,940 832,800
41歳〜50歳 3,810 822,000 9,250 2,220,000 6,940 1,665,600
51歳〜60歳 5,680 1,503,600 9,250 3,330,000 6,940 2,498,400
61歳〜70歳 10,280 2,737,200
(保険料の払込はないが、保障は続く)
6,940 3,331,200
71歳〜80歳 19,250 5,047,200 6,940 4,164,000
81歳〜90歳
(保障はなし)
6,940 4,996,800
(注)保険料水準が今と変わらないことを前提にシミュレーションしています

加入時から60歳までは、10年ごとに保険料が上がるとしても定期型の方が保険料の総額は低くなっています。しかし、60歳を過ぎますと保険料が急激に高くなるため、80歳では総額が最も高くなります。また、80歳以降の保障はなくなります。

一方、終身型で特に60歳までに保険料を払い込んでしまうタイプの場合は、当初の保険料は他のタイプよりも高いです。(またこの時期に病気になる率も少ないと考えられますので割高に思うかもしれません)
しかし、60歳までがんばって支払いを続けると、以後は保障だけが残ります。また、一生涯払い込んでいくタイプ(終身払い)の総額と70歳時点で並び、以降は払い続けるたびに終身払いの方が高くなります。ただし、80歳時点では、定期型よりは総額は低いです。

定期型の場合特に、60歳を過ぎてからの月々の保険負担が高く、またこの頃に定年などで収入が減ることから、終身型の保険が良いとされるケースは多いようです。


次に同じ保険を50歳でご契約された場合を見てみましょう。また、75歳以降は老人保健医療制度が受けられる事を想定し、75歳までしか保険に加入しないことにします。

(パターン B)
年齢 定期型 終身型(60歳払済) 終身型(終身払)
保険料月額 累計 保険料月額 累計 保険料月額 累計
51歳〜60歳 5,680 681,600 28,670 3,440,400 12,290 1,474,800
61歳〜70歳 10,280 1,915,200
(保険料の払込はないが、保障は続く)
12,290 2,949,600
71歳〜75歳 19,250 3,070,200 12,290 3,687,000

保険料の総額だけを見ると、定期型の保険料が一番安くなります。
(もっとも終身型(60歳払済)の場合は保障が残っていますが)
期間を絞った場合は、定期型の方が保険料の総額が低く抑えられる事がわかります。

保険とは、きちんとした目的と予算を立てて契約することが重要となります。
その意味では、定期型も終身型もどちらが良いとは一概には申せません。


両者をミックスするのも一つの方法です。30歳で契約の例ですが、

(パターンC)
年齢 定期型 終身型(60歳払済) 合計
保険料月額 累計 保険料月額 累計 保険料月額 累計
31歳〜40歳   0 4,625 555,000 4,625 555,000
41歳〜50歳 1,905 228,600 4,625 1,110,000 6,530 1,338,600
51歳〜60歳 2,840 569,400 4,625 1,665,000 7,465 2,234,400
61歳〜70歳 5,140 1,186,200
(保険料の払込はないが、保障は続く)
5,140 2,851,200
71歳〜75歳 9,625 1,763,700 9,625 3,428,700
75歳〜
(保障はなし)
   

それぞれの保障額を半分にして、まずは終身型(60歳払済)に契約します。
病気の危険性が高まる40歳から75歳まで定期型に契約します。

保険料の総額は、パターンAの終身型(60歳払済)よりはやや高いものの、月々の保険料はある程度抑えられています。また、75歳以降も半分ではありますが、保障が残ります。

保険市場では、ボーナスが付いていたり、特定の病気に保障が厚かったりと
色々なタイプの医療保険を扱っています。
それぞれのよい所を見つけ、自分に最適な組み合わせを考えてみましょう。
そうです、医療保険は自分の為の保険なのです。


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