生命保険の選び方
生命保険選びでチェックすべきポイント
保険というのは形のない商品であるため、自分に合った生命保険がどれなのか判断することは難しいかもしれません。しかし、いくつかの選び方のポイントというものがあります。そこで、ここでは生命保険の選び方の概要を説明します。詳細な選び方については、各保険のところで紹介します。
生命保険への加入を考えるとき、自分がどのような保障を望んでいるのかを決めておく必要があります。まずは、保障のベースとなる主契約をしっかり選択することが大切であり、保険金をどのようなときにいくら受け取ることができ、保障がいつまでなのか、保険料の負担は大丈夫なのかを必ず確認すべきです。
- どのような場合に保障が必要なのか
- 保険金をいくら受け取ることができるのか
- いつまで保障が必要なのか
- 保険料の支払いはいつまでにするか
- 支払うことのできる保険料はいくらか
- 加入する保険会社は大丈夫なのか
どのような場合に保障が必要なのか
生命保険の保障は、大きく「死亡に備えるもの」「病気やケガに備えるもの」「老後に備えるもの」「介護に備えるもの」に分類することができます。まずは、自分が必要とする保障はどれなのかを考える必要があります。
必要となる保障は、加入する人の年齢やライフスタイルなどによって異なります。そのため、人気がある保険が自分に最適な保険ということにはなりません。
保険金をいくら受け取ることができるのか
もしものときに、いくら保険金を受け取ることができるのかは、生命保険選びにおいて重要です。必要となる金額は人により異なるので、しっかり計算をしておきたいものです。
いつまで保障が必要なのか
一生涯なのか、子どもが成長するまでなのかというように、目的により必要となる保障期間は異なります。肝心なときに保障の期間が切れているという事態は避けたいものです。
保険料の支払いはいつまでにするか
一定期間の生命保険では、保険料の払い込みは契約終了までとなります。このような保険には更新というものがあり、保障内容や保障額は変わりませんが、支払う保険料は更新時の年齢や保険料率で再計算されることになります。そのため、一般的に更新前よりも支払う保険料は高くなります。
一生涯の生命保険では、契約で定めた期間・年齢(60歳までなど)や、生きている間はずっと支払うものがあります。後者の場合、前者よりも支払う保険料が安くなる傾向があります。
支払うことのできる保険料はいくらか
十分な保障は受けたいけれど、家計の負担となるような金額の保険料は支払いたくないもの。保険料の負担が高いと、いずれは解約してしまう恐れもあります。現在だけではなく、将来も支払うことのできる金額なのかを考える必要があります。
なお、生命保険の種類により、保障期間が一定の「定期型」と一生涯保障の「終身型」に分類されます。前者は当初の保険料は安く済みますが、更新によって高くなっていきます。後者では保険料は加入時のまま変わらないのですが、当初から支払う金額は高くなる傾向があります。
『定期型と終身型の保険料のイメージ』
加入する保険会社は大丈夫なのか
保険の加入において特に注意すべきは、保険会社の破綻というリスクです。
保険会社が破綻した場合のために、契約者を保護する制度が整備されてはいますが、一般的に満期保険金や保障額が減ってしまうことになります。
加入する保険会社の健全性については、「保険金支払能力格付け(格付け/保険財務格付け)」や「ソルベンシーマージン比率」が参考となります。
| ソルベンシーマージン比率 | 保険金などの支払い能力が充実しているかどうか(支払余力)が分かる
※一般的には、200%を超えていると十分な支払余力を有するとされる(健全性の目安) |
|---|---|
| 格付け | 保険会社の財務力に関する確実性を、アルファベット・記号・数字などにより表したもの
※代表的な格付け会社として、「スタンダード&プアーズ」や「ムーディズ」などがあり、それぞれ評価と定義が異なる |
ただし、これらの指標で健全だとしても、必ずしも破綻しないというわけではない点には注意すべきです。




























