万が一に必要な保障額っていくら?ぴったりの保険って何? | 保険教室 | 保険比較の保険市場
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万が一に必要な保障額っていくら?ぴったりの保険って何?


前回の保険教室ではモデル家族の必要な生活費の計算をしました。
しかしながら、一家の大黒柱である夫が亡くなってから得られる収入がありますから、それを計算した上で保障を準備しなければ、本当に必要な万が一の保障を準備することができません。(参照:保険教室6.家族のための保険を考えるポイント~必要な保障額って?~
今回は、夫が亡くなってから得られる収入の中でも、その基礎的な部分となる公的年金を、前回も登場したモデル家族で計算してみましょう。


「(1) 公的年金とは」
「(2) 実際に計算してみましょう」
「(3) ぴったりな保険ってどんな保険?」

(1)公的年金とは

2009年2月現在の日本の年金制度は、下図のとおり4階建てになっています。

1階は国民年金(基礎年金)、2階は厚生年金や共済年金、3階は適格退職年金や厚生年金基金の企業年金、4階は個人年金等で構成されています。
また、1、2、3階は公的年金(所得税法上)、4階は私的年金と呼ばれています。


年金の1、2階部分となっている国民年金および厚生年金は、原則65歳に達すると受け取れる「老齢年金」、ある一定の障害状態になったら受け取れる「障害年金」、 万が一なくなった場合に遺族が受け取れる「遺族年金」の3つの種類があります。(※いずれも支給要件があります。詳細については社会保険庁ホームページにてご確認ください。)

必要な保障額を考える上で、計算しなくてはならないのは、夫の「遺族年金」と妻の「老齢年金」です。

では、実際にモデル家族を例に、受け取れる「遺族年金」および「老齢年金」を計算してみましょう。


(2) 実際に受け取れる年金を計算してみましょう!

【モデル家族】
    夫(会社員)   32歳 (32歳で亡くなったと仮定)
    妻(専業主婦) 30歳(30歳のときの平均余命は56年)
    第一子      4歳
    第二子      1歳

    現在の年間生活費 : 360万円
    現在の年間給与(ボーナス含) : 520万円
    職業 : 会社員(23歳時就職、厚生年金に加入)
    子供の学校(公私別) : 幼稚園・小学校・中学校
                    高校(公立)・大学(私立)


妻の年齢 遺族基礎
年金年額
妻の老齢基礎
年金年額
遺族厚生
年金年額
受け取れる
年金年額合計
30-44歳 125万円 56万円 181万円
45-47歳 102万円 56万円 158万円
48-64歳 115万円 115万円
65-85歳 79万円 56万円 135万円
30歳から86歳までに受け取れる年金総額 : 7,973万円

※上記の金額は、千円単位で四捨五入して算出しています。
※2007年9月現在の年金制度で計算しています。今後、制度が変わることによって受取金額が変わることもあります。

参照:年金のシミュレーションは「知るぽると(金融広報中央委員会ホームページ)」でできます



(3) ぴったりな保険ってどんな保険?

(2)で求めたとおり、万が一、一家の大黒柱である夫がなくなった場合に、妻が受け取れる遺族年金・及び老齢年金の総額は、妻が30歳の時点で7,973万円となります(平均余命である86歳までを計算)。

前回、計算した必要な生活費の総額は、妻が30歳の時点で13,893万円でした。つまり、必要な保障額を計算するには必要な生活費から先ほど計算した受け取れる年金を除き、妻が30歳の時点で、準備しておかなければならない万が一の保障額は5,920万円です。(必要な生活費13,893万円-86歳までに受け取れる年金総額7,973万円)

この方法で順に計算すると、下記の図のようになります(緑色の部分が、必要な保障額をあらわしています)。
子供が独立するまでは、年々準備しなければならない保障が滑らかなカーブを描きながら減っていきます。子供が独立したときに、必要な妻のための保障は、年々規則的に減っていきます。



子供が独立後に必要な保障額は、1,790万円ですから、 妻のための生活費にあてる1,790万円の保障額の保険に加入するといいですね。
さらに、その保険が一定額で一生涯保障される終身保険であれば、もっと安心ですから、おすすめです。

次に、子供が独立するまでの保険を考えなくてはなりません。このときどんな保険に加入するかがポイントとなります!





上記の図のように、子供が独立するまでの保障を、四角の保障である定期保険で準備すると、保障が過剰になってしまいます。 収入保障保険で保障を準備すると不足部分が発生します。

それに対して、過剰な保障部分を削ったかたちの、三角の保障の保険である収入保障保険が最近は人気です。 それが下記の図です。
図を見てわかるように、実際に必要な保障額と比べてみると不足部分が発生してしまいます。これでは、十分な保障を得ることができませんね。





ぴったりの保障を無駄なく、そして不足なく準備するためには、保障が多く必要になったときや逆に保障が必要なくなったときなどに、その都度その都度、保障を見直すことができる保険がいいですよね!
例えば、1年ごとに保障を見直す、万が一のための保険がありますのでご検討ください。
無駄なく、かつ不足のない保険選びを心がけましょう。



※記載しております図はイメージです。

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