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健康は、食べることから始まる

内藤あづ紗さんコラム-第2回

食事方法に美肌の秘訣あり!体の中からキレイにしていきましょう!

今年も夏が来ましたね。外に出ると年々日差しがきつくなっているように思います。

昔に比べるとオゾン層が破壊されて地上に降り注ぐ紫外線が増えているそうで、最近では、日傘だけではなく長い手袋やサングラスなどで防止されている人も多くいらっしゃいますよね。女性だけではなく、男性用の日傘も年々売り上げが上がっているとか!?

そこで今回は、紫外線がさらに強くなるこれからの時期に少しでもお肌を守れるよう、体の中からできる美肌対策(紫外線対策)をご紹介したいと思います。

いきなり問題です。東京五輪まであと1年。五輪効果もあって海外からの観光客がとても増えていますが、外国人は紫外線対策などしないのか日傘をさしていませんよね?

何故でしょうか……

答えは……「肌質の違い」にあります。

正確に言うとお肌の成分のメラニン量の違いにあります。日本人は、メラニンを作る能力が高く色素沈着しやすい傾向にあるため、しみやそばかすができやすく、逆に欧米人(色白な方)は、メラニンを作る能力が低いので色素沈着が起こりにくいと言われています。

また、欧米人に比べて20%ほど皮脂量が多い日本人の肌は、きめが細かく、表皮層が薄くて刺激に弱いそうなので、しっかりした対策が必要なのです。

対策といっても、化粧品での美容ケアではやはり限界があります。ではどうすればいいのか?それは、体の中からキレイにしていくのが一番効果的なんです。

毎日の食事で使う食材の中でも野菜や果物には色がついていますが、色を意識して買い物をするだけで、バランスよく栄養やビタミンを摂取することができます。「最近、トマトや人参など赤い食材ばかり食べてるなぁ」と感じたら黄色のパプリカを手に取ってみる!心に負担なく色々な食材を食べることがとても大切なんです。

野菜や果物を色で選んで夏のお肌対策をしていきましょう。

ファイトケミカルという言葉をご存知ですか。ファイト【植物】ギリシャ語 ケミカル【化学物質】英語からなる言葉で、まさに字のごとく野菜や果物などの植物が持つ化学物質のことを指し、主に野菜や果物の色や、香り、苦み、渋みのもとになる成分です。ファイトケミカルの大きな特徴は抗酸化作用を持っていることで、免疫機能の向上、アンチエイジング、生活習慣病の予防などに効果を発揮し、もちろん紫外線対策にも効果が期待できます。野菜や果物の色には、そんな大きなパワーがあるんです。

今回は紫外線対策に効果的な赤・紫色や、美肌効果に期待できるオレンジ・黄色の野菜・果物の効能や食材を簡単にご紹介します。

赤・紫色の野菜や果物に多く含まれるアントシアニンは、ポリフェノールの一種で老化防止やコラーゲンの合成を促進する作用などの効果もあり、アンチエイジング効果もとても期待できると言われています。

代表的な食材としては、スイカ、トマト、パプリカ、赤唐辛子、赤玉ねぎ、イチゴ、いちじく、さつまいも、トレビス、茄子、ブドウなどがあります。

オレンジ・黄色の野菜や果物には、β-カロテンの強力な抗酸化作用ががん細胞の促進を阻む効果があり、人参はその代表とも言われています。β-クリプトキサンチンの強い抗酸化作用は、大腸がんや皮膚がんなどのがん抑制に有用であるという研究結果も出ているようで、また必要に応じて体内でビタミンAに変換されるので美肌効果も期待できます。

代表的な食材としては、かぼちゃ、きんかん、銀杏、五穀、とうもろこし、梨、人参、バナナ、パイナップル、びわ、パパイア、マンゴー、ゆず、レモンなどがあります。

取り上げてみると、意外と近所のスーパーで簡単に手に取ることができるものばかりですよね。ぜひ今日の食材に1つ取り入れてみてください。

美白効果を持つ成分たっぷりのスパイスでさらにお肌にいいレシピをご紹介

日本でもお馴染みの香辛料の1つクミン。カレーを作る時には必ず使うスパイスですが、美肌効果も期待できるので、スパイス好きの方はよく利用されるのではないでしょうか。ただ香りが特徴的で好き嫌いが分かれるスパイスなので、同じ美肌効果が期待できるハーブよりのスパイス「フェンネル」を使ったレシピをご紹介します。

日本では、ウイキョウという名で知られているフェンネルは、ハーブの仲間で健康作用と整腸作用から漢方胃腸薬としても重宝されてきました。

お肌にも大切な食物繊維も豊富で消化を正常に促して便秘なども解消してくれます。デトックスや肌の浮腫み防止にもとてもいいとされているので、美肌にいい食材と併せてぜひ使ってみましょう!

「超簡単!赤ピーマン、赤パプリカの炒め物」

  1. (1)赤ピーマン、赤パプリカの種を取って、細切りまたは乱切りにします。フライパンにオリーブオイルを引いて炒めます。
  2. (2)しんなりしてきたら塩とフェンネルパウダーを加えてさらに炒めます。
  3. (3)あら熱をとり、冷蔵庫で1日は寝かせてください。寝かせることで塩とスパイスが野菜にしみ込み味がしっかりします。

以上で出来上がりです。すごく簡単です(笑)

フェンネルはネットでも気軽に買えるので、この炒め物を魚などの付け合わせや、サラダの具材として合わせてみてください(^O^)。パプリカは黄色のパプリカでもOKですし、もしピーマンやパプリカが苦手な方は、かぼちゃと人参で作っても美味しいですよ!

ちなみに、上の写真は鯛のオリーブソースがけに添えています。そのレシピも簡単ですがご紹介しておきます!

「鯛のオリーブソースがけ」

  1. (1)まず、オリーブソースを作ります。種あり黒オリーブ8個、アンチョビ3枚、ケッパー8粒、オリーブオイル大さじ1を用意してください。
  2. (2)黒オリーブの種を外して、アンチョビ、ケッパーはみじん切りにします。
  3. (3)(2)にオリーブオイルをまぜてソースは出来上がり。
  4. (4)次に魚です。鯛の両面に塩、白コショウで下味をつけます(鯛じゃなくても白身魚ならなんでもOKです!)。
  5. (5)フライパンにオリーブオイルを引いて弱火に設定し、皮目から焼きます(弱火でじっくり焼くことで皮が縮まらず、魚が反らずに見た目が綺麗に焼けます!)。
  6. (6)魚の周りがだんだん白くなってきたら皮が縮まないので、中火にして皮をパリッとさせ、少ししたら裏返します。裏返したら2分程焼きます(中まで火が通る前に裏返すとふっくら仕上がります)。
  7. (7)お皿に盛りつけして、オリーブソースをかけてタイムをのせて出来上がりです(タイムの代わりにイタリアンパセリでもOKです)。

ソースに使うオリーブは種なしでも問題ないですが、種ありの方が美味しくできます(種なしは液体に漬けられているため、種を外したところからオリーブの美味しい旨みが液体に出てしまうので、種ありがオススメです!)。さらに、レモンやライムがあれば、香り付けに皮をおろし金ですって少しの果汁を加えると、この季節にぴったりのさっぱりした香りのオリーブソースになります。

いかがでしたか?

美肌に必要と言えばビタミン摂取ですが、最近はサプリメントで補うという方が多いと思います。ただ、サプリメントを飲んで摂取しているだけでは大切なことがかけてしまいます。

それは、よく噛むことです。

よく噛むことによって唾液の分泌がよくなりますよね。実は唾液に含まれるホルモンが皮膚のツヤに関係していると言われています。他にも脳の満腹中枢を刺激したり消化しやすかったりといいことばかりです。効果・効能を考えながら噛むとさらに効果的ですよ。

これからの時期、美肌対策、紫外線対策に色々な食材を楽しんでみてください。では次回のコラムでお会いしましょう!

PROFILE

 内藤 あづ紗

内藤 あづ紗(ナイトウ アヅサ)

非日常料理研究家

元フランス料理人。体調を崩したことで自分の身体に関心を持ち、インドの伝承医学アーユルヴェーダを勉強。アーユルヴェーダセラピスト、痩身カウンセラー、野菜ソムリエ、ハーブアドバイザーの資格を取得。いろいろ縁がありスパイスカレーを作ることになる。2017年アジアゴールデンスターアワードを受賞。2018年大阪マリオット都ホテルでシェフセミナーなどを開催。同年7月、大阪の北新地にAZU CURRYを開業。

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