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子どもの進路を後押し。助かる奨学金制度!

掲載日:2017.09.04

「高校卒業後の進路希望を就職から進学へと変更したけど、大学費用をどうしよう……」
急な進路変更で準備していた教育資金では足りなくなった場合や、家庭の事情で教育資金を準備できない場合などの助けとなるのが「奨学金制度」です。今回は、奨学金制度の紹介と利用する際に気を付けたい点をお伝えします。

就職から進学へ進路変更!?そんなときに役立つ奨学金制度

筆者が大学の進学を決めたのは、高校2年生のときでした。両親も筆者が就職するものと思っており、大学に進学したいと思った時点では、大学費用の貯蓄は0円の状態です。何とか利用できる制度がないか自分で調べて知ったのが、日本学生支援機構の貸与型奨学金と、志望大学独自の給付型奨学金の制度です。受け取った奨学金総額が約400万円と大変大きな金額になりましたが、そのおかげで無事に進学・卒業することができました。
筆者の借りた日本学生支援機構の奨学金は2017年現在で残高は約80万円、完済するのは卒業の14年後です。とても長いお付き合いになっています。

大学費用は、なるべく早くから備えておくことにこしたことはないですが、筆者のように進路が急に変更になっても大学への進学は可能です。奨学金制度はお子さまの希望の進路を後押しする、とてもありがたい制度であるといえます。

表1 筆者が利用した奨学金と諸条件
※スクロールで表がスライドします。

種類 利用期間 金額 返済金額 返済期間
日本学生支援機構 貸与
(第1種・無利子)
4年 月約5万円
総額 約250万円
15,000円 14年
大学独自の奨学金 給付 3年
(2年生から)
後期学費免除
総額 約150万円
- -

資料:執筆者作成

奨学金の種類

筆者が利用した奨学金は2種類ですが、その他にもたくさんの奨学金制度があります。筆者が利用した奨学金も含めていくつか紹介します。

(1)日本学生支援機構(JASSO)―貸与型-
筆者も利用した制度ですが、奨学金には、「貸与型」と「給付型」があります。
貸与型は、無利子の第1種奨学金と卒業後に利子がつく第2種奨学金があります。第1種、第2種ともに予約採用といって進学前に貸与を約束する制度があり、大学費用に奨学金を利用したいと思っているご家庭は、予約採用を受けておくと安心です。通っている高校の窓口で申し込みをするため、高校に手続きや日程を早めに確認してください。申し込みの期限が終わっていたということがないように、お子さまにも大事な話として話しておきましょう。貸与型はお子さまの名義で借りることとなり、大学卒業後はお子さま自身が返済をしていかなければなりません。筆者は社会人スタート時に約250万円の返済額を抱えた状態でした。返済は何とか滞ることなくできていますが、精神的に大きな負担となりました。貸与を受ける場合は、大学卒業後の返済のことも考える必要があります。
(2)日本学生支援機構(JASSO)―給付型-
給付型は2017年度から始まった新しい制度です。給付額は2万円~4万円で進学先や通学方法(自宅通学か下宿か)で金額が異なります。申し込みには世帯の所得状況などや学習状況などに条件があります。貸与型より狭き門とはなりますが、給付を受けることができれば大変助かります。まだ始まったばかりの制度ですので、今後、変更されていく可能性があります。日本学生支援機構のホームページや通っている高校の奨学金窓口にて最新情報を必ず確認してください。
(3)大学独自の奨学金制度
大学独自で学費免除などの奨学金制度を設けている大学があります。筆者が給付を受けたのは、後期学費が免除になる制度でした。大学での学業成績が一定評価以上であれば、2年生から申請が可能でした。年度ごとの学業成績で給付の可否が判断されるので、年度ごとに申請しなければなりませんでした。また一定評価以上であっても自動的に給付対象となるわけではなく、あくまで学生本人からの申請がなければ給付を受けることができない奨学金でした。

大学独自の奨学金制度は数多くの奨学金があり、申込方法や期間もバラバラです。進学予定の大学のホームページや窓口で利用できる制度がないか確認してみてください。

この他にも学びたい学生を支援するために奨学金を設けている財団などがあります。申込方法や期間、条件や金額は募集している企業や財団によって異なってきます。奨学金が貸与なのか給付なのかも異なります。また、奨学金ではありませんが、授業料免除制度や、学費だけでなく、資格取得をサポートする奨学金を設けている大学もあります。学びたいという気持ちをサポートしてくれる制度を、ぜひ活用してみてください。

ここに気を付けよう!奨学金の注意点

(1)申し込みのタイミングについて
奨学金の多くは、申し込みの際に決められた書類を提出する必要があります。必要書類の数も多く、申請に必要な書類をそろえるのに時間が必要です。また選考があるケースが多いので、知らずに申込期限を過ぎていたということがないようにしっかりと情報をチェックしておきましょう。
(2)給付・貸与のタイミングについて
奨学金の給付や貸与が決まっても安心してはいけません。入学前に入学金や前期分の学費の支払いを行う必要がある学校が多いにもかかわらず、奨学金の給付や貸与は入学後であることが多く、奨学金の振り込みを待っていては支払いに間に合わないことがあります。学資保険や積み立て貯金などで、まとまったお金を用意しておきましょう。
(3)併用について
奨学金によっては併用できるものとできないものがあります。例えば、日本学生支援機構の貸与型と給付型は併用できます。一方、民間財団の奨学金については、他の民間団体の奨学金と併用できない場合もあります。また、併給できても、給付額または貸与型が減ってしまう場合もあります。複数の奨学金に申し込む場合は、併用可能かどうか確認してから検討しましょう。
(4)返済方法について
貸与型の奨学金であれば、将来、原則としてお子さま自身で返済していく必要があります。今後のお子さまのライフプランにも大きく影響してきます。どのくらいの返済金額、期間になるのか、借りる前からご家族でしっかりと話し合っておきましょう。また返済が難しい場合は猶予や返済額を変更してくれる奨学金もあります。貸与を受ける前にしっかり確認しておきましょう。

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コラム執筆者プロフィール

宇野 さよの写真

宇野 さよ

ウノ サヨ

公認会計士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
大学資金ゼロの状態で大学進学を決め、複数の奨学金を利用するなど、自分で大学資金をやりくりしながら公認会計士試験に合格。出産を機にファイナンシャルプランナーの勉強を始め、ライフプランの重要性を認識。仕事と子育ての時間に追われる日々に疑問を感じ、独立。会計と税務に詳しいお金の専門家として、執筆や個別相談を中心に活動中。
  • ※ この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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