海外旅行保険のプラン

人数、目的、補償の組合せでニーズに合った海外旅行保険を選ぼう
海外旅行保険と言ってもたくさんの商品があって、迷ってしまいますね。加入を検討される際には、次の3つの要素でしぼりこむと、ニーズに合った海外旅行保険と出会うことができます。
1. 海外旅行に行く人数
海外旅行には個人で行くのか、ご家族で行くのか、それともご夫婦2人でしょうか?お友達同士なら、それぞれ個人での加入になりますが、まずは、このいずれに該当するかを確認しましょう。後述する「セットプラン」を選ぶ場合、ご家族なら「ご家族プラン」、ご夫婦なら「ご夫婦プラン」をそれぞれ選ぶことができます。
2. 海外旅行の目的
海外旅行と言っても目的によって必要な補償内容が異なることがあります。あなたが海外旅行に行くのは、観光でしょうか?出張でしょうか?留学でしょうか?駐在でしょうか?あるいはワーキングホリデーでしょうか?こうした目的の違いでも商品を絞ることができます。
3. 補償内容の組合せ
海外旅行保険には、基本契約と特約がパッケージされた「セットプラン」と、自分で必要な補償を選択し、補償額も自分で設定して加入する「フリープラン」とがあります。「セットプラン」は、人数や目的に合わせて必要な補償がカバーされていて、頭を悩ますことなく加入したい人に向きます。「フリープラン」は申込を行う人が、自ら必要だと考える補償を選びたいという方に向きます。
補償内容の例を見てみましょう。個人で韓国に3泊4日の旅行をする場合の補償例です。
<補償例>(個人、韓国へ3泊4日の旅行)
- ・傷害死亡・後遺障害:2,000万円
- ・疾病死亡:2,000万円
- ・治療・救援費用:1,000万円
- ・個人賠償責任:1億円
- ・携行品損害:60万円(盗難は30万円まで)
- ・旅行事故緊急費用:5万円
商品によっては次のような補償がセットされていたり、オプションでつけることができるものもあります。
- ・入院一時金、航空機遅延費用、航空機寄託手荷物遅延費用、留守宅家財盗難など。
- 海外旅行保険選びの豆知識
- アシスタンスサービス
- 海外旅行中に、現地で病気になってしまったり、事故に遭ったとき、パスポートやクレジットカードをなくしたときなどの心強いサポートが、海外旅行保険についているアシスタンスサービスです。年中無休、24時間いつでもエリアごとの所定の番号に電話すれば、日本語でサポートが受けられます。病院の紹介や病院での自己負担なく治療を受けられるよう手配したり、パスポートやクレジットカード盗難・紛失の際の手続きをはじめ、旅行保険の補償に関わる相談を受けることができます。
ファイナンシャルプランナー 豊田 眞弓
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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