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どうしたら貯蓄できるのか?毎月ある程度の金額を貯蓄したい。

掲載日:2016年9月20日

京都府在住 山口 武さん (仮名)

どうしたら貯蓄できるのか?毎月ある程度の金額を貯蓄したい。

(家計状況)

家族構成 夫(相談者) 42歳公務員
38歳会社員
長女 14歳(中学生)
次女 10歳(小学生)
毎月の収入
(手取り)
450,000円
150,000円
その他収入 20,000円
収入合計 620,000円
毎月の支出 住居関連費 63,000円
食費 70,000円
水道光熱費 30,000円
通信費 19,000円
医療費 6,000円
雑貨費・被服費・理美容費 30,000円
娯楽・交際費 40,000円
小遣い(夫) 60,000円
小遣い(妻) 30,000円
小遣い(子ども) 4,000円
自動車関連費 37,000円
保険料 69,200円
教育費(学校) 18,000円
教育費(塾・おけいこ) 65,000円
新聞代 4,000円
ペット(犬)の費用 10,000円
支出合計 555,200円
収支金額 64,800円
年間収入 賞与(夫) 1,200,000円
賞与(妻) 300,000円
その他収入 100,000円
収入合計 1,600,000円
年払支出 住宅ローン 260,000円
その他の年間支出 400,000円
年払支出合計 660,000円
ボーナス収支金額 940,000円
現在の貯蓄額 400万円

【保険の加入状況】

夫:
死亡保険
3,300万円(10年更新)

月額保険料17,000円
医療保険
入院日額5,000円

月額保険料4,400円
医療保険
入院日額10,000円

月額保険料8,800円
府民共済
月額保険料2,000円
年金保険
月額保険料25,000円
妻:
死亡保障
1,000万円/入院日額5,000円

月額保険料8,000円
長女:
府民共済
月額保険料2,000円
次女:
府民共済
月額保険料2,000円

【住宅ローン】

借入残高:
2,100万円
固定金利:
1.16%(58歳まで)
返済期間:
65歳まであと23年

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回答『貯蓄できる家計』にするために『貯まる仕組み』をつくりましょう。

(ファイナンシャルプランナー 橋本 絵美からのアドバイス)

毎月貯蓄ができていない…今後もお金がかかるはずなのにどうしよう…!と危機感を感じていらっしゃるご様子ですね。ですが、ご提供いただいた収支データを「家計状況」に整理したところ、毎月の収支は64,800円の黒字、ボーナス収支についても940,000円の黒字となっており、毎年1,717,600円の貯蓄ができているという計算になります。
貯まっている実感がなく、実際に貯まっていないのであれば、使途不明金として使っているということになります。そして、そうなってしまう原因はおそらくお金の使い方と貯め方が「何となく」になっているからではないでしょうか。
ご希望の『貯蓄できる家計』になるためには使い方、貯め方を見直して『貯まる仕組み』をつくらなくてはいけません。

ボーナスで夢資金「大学進学資金」の準備を開始しましょう!

お金を貯めるためにはまず、貯める理由、必要な(貯めたい)金額、つまり「目標」を明確にする必要があります。
「人生の三大費用」という言葉をお聞きになられたことはありますでしょうか?「教育費用」、「住宅費用」、「老後費用」の三つが人生の三大費用といわれています。
山口さまは既にご自宅を購入されローンを組まれていらっしゃるので、目下準備しなければいけないのは教育費用です。大学入学までの期間は長女の場合あと4年、次女の場合はあと8年とそんなに長い期間がありません。至急教育資金づくりに取り掛かる必要があります。
大学進学にかかる費用は国公立大学へ進学し、自宅から通学する場合でも、平均で入学費用として約81.9万円、さらに在学費用として毎年約93.9万円かかります(日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果」平成27年度より)。自宅外通学をしたり、私立大学に進学したりすると、さらにかかることになります。もし長女の大学在学時に次女が入学されるとその年は約270万円が必要となります。

大学の学費は入学金、前期分学費、後期分学費とまとまった額で支払いますので、しっかりと準備しておく必要があります。
長女が大学に入学されますと貯蓄が難しくなるかもしれません。かといって今から4年分全てを準備するのは大変でしょう。そこで、初年度に一人につきかかる約180万円を二人分貯めておくと少し安心できるのではないでしょうか。
仮に長女入学までの4年間でお二人分の360万を貯蓄するとしたら、1年あたり90万円です。90万円というと山口さまの場合、ボーナス収支金額とほとんど一緒です。ご主人さまのボーナスから住宅ローンのボーナス払い分を差し引くと94万円になります。90万円をシンプルに確実に貯めていくために、ボーナスでの教育資金づくりをオススメします。

貯まる仕組みづくり「教育資金貯蓄口座」をつくる

貯める目的と目標金額がはっきりしたら、次に行うのはストレスなく貯まっていく仕組みづくりです。
「教育資金貯蓄口座」を一つ準備しましょう。
ボーナスが入ったら住宅ローン支払いのための26万円を差し引いた金額を、この教育資金貯蓄口座に入金します。この口座は入金のみ。お子さまが大学に進学されるまでは教育資金としてどんどん貯まっていく口座にしてください。
この貯まっていくだけの口座があるだけで、貯蓄ができているという実感がとても大きくなります。また目的が明確なためうっかり使ってしまうということも防げます。通帳のカバーなどにはぜひ、「教育資金貯蓄口座」とご記入ください。

お金の使い方を見直す「先取り貯蓄」で確実に貯める

ご提供いただいた収支内容ですと特に何もしなくても貯蓄ができていくはずですが、実際には貯まっている感覚がないようですので、月々の収支についても少し見直してみましょう。
貯蓄の王道は「先取り」です。余ったら貯蓄、ではなく、先に貯蓄分を取り置き、残りを使います。こちらも「先取り貯蓄口座」を別に準備しましょう。計算上は毎月64,800円貯蓄できているはずですが、少し余裕を持たせた60,000円を給与が入ったらすぐに引き出して貯蓄専用口座に貯蓄し、残りを使うようにしましょう。
60,000円というと月収入620,000円の約10%ですので、これくらいは貯蓄をしておきたいところです。
先ほど申し上げた三大費用のうちの老後費用として、またお子さまに予定以上に教育費が必要になったときの備えとして、住宅ローンの繰り上げ返済資金として、貯蓄しましょう。
また現在の貯蓄400万円のうち半分はこの貯蓄口座に移し、半分はそのままお金の出し入れのある口座に置いておきましょう。今後大きな家具や家電の買い替えが必要になったとき、また、引越しなど環境の変化や経済状況の変化など何かあったときの予備費となります。

各支出項目のなかで少し気になったのは保険です。ご主人さまの死亡保険は更新型のものに入られていますが、更新時に保険料が上がるということはご承知でしょうか(これまでと同じ保障内容で更新した場合)。また、医療保険2件に加えて府民共済にもご加入になられていますが、医療費が高額になった際に、公的医療保険から医療費が戻ってくる「高額療養費制度」についてはご存じでしょうか。保険については必要な保障以上に加入していないかをこの機会に見直しましょう。

目的別に貯蓄口座を二つ作り、先に取り分けておくだけでしっかりと貯蓄ができる仕組みづくり。ぜひチャレンジしてくださいね。

コラム執筆者プロフィール
橋本 絵美(はしもと えみ)

橋本 絵美の写真

2級ファイナンシャル・プランニング技能士/お片付けプランナー

子ども10人の幸せ大家族を目指す、現在5人の子どもを持つママ ファイナンシャルプランナー。「子ども=お金がかかる」という考え方ではなく、子どもは宝であり、ママたちが安心してもう一人子どもを生めるようにサポートしたいという思いから、ファイナンシャルプランナーとなる。お金とモノとの付き合い方を考え、お片付けプランナーとしても活動中。家族が笑顔になれる家計のやりくりとお片付けのアドバイスを行っている。明日から使える節約コラムやママ向けセミナーも好評。
慶應義塾大学商学部卒業。
ハピママlabo代表

コラム監修者プロフィール
柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)

柳澤 美由紀の写真

CFP®/1級ファイナンシャル・プランニング技能士

関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。
相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。

家計アイデア工房 代表

  • ※ この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
  • ※ 掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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