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夫を巻き込め!共働き家庭の家計改善

掲載日:2018.03.19

「家計簿をつけるのが本当に苦手」という方は多いのではないでしょうか。「ただでさえ計算は嫌いだし、働きながらだと他にもやることが多すぎて……」と思っている方はいませんか?そうはいっても、家計収支がどうなっているかわからないままだと、いつも何だか不安だし、気持ちもモヤモヤしますよね。
今回は、共働きで収支不明のモヤモヤ家計だった我が家が、どうやって夫婦で協力して家計改善に取り組むようになったのかについてお伝えします。

モヤモヤ家計の実態は放漫経営

(1)家計簿なんて無理、家計の見直しは後回し
我が家も共働き家庭です。2人の子どもを抱えてのフルタイム勤務、夫は残業で遅く、親もそばにいない状態で、忙しさにかまけて家計簿どころではありませんでした。
それぞれの給与口座から無計画にお金を引き出して使い、クレジットカードの利用もバラバラです。いちいち計算するのが面倒で、お互い自分でも把握できていませんでした。
(2)家計管理できないことがストレスに
我が家が家計改善に取り組むきっかけになったのは、子どもが保育園のときです。あるとき夫の通帳からの出金回数が多いと思い合計してみたところ、相当な金額になっていたのです。これはまずい……さすがにショックを受け、落ち込みました。
家計収支がわからないという現実、夫のお金の使い方に対するイライラ、これらは大きなストレスでした。
(3)「余裕がある?」共働き家計の勘違い
お互いの収入がいくらか、どこの通帳に入っているかは知っていました。隠すことはしないのですが、ただ何となくお金がなくなってしまう「放漫経営」タイプ。共働きで余裕があると勘違いし、お金の使い方に甘く、支出が多くなりがちだったのです。だとすれば対策は、まず現実を知ること、つまり、夫婦それぞれの支出を把握する必要がありました。

おこづかいと生活費は区別した方が良い

夫も筆者も、自分のおこづかいと生活費をそれぞれの財布から出していて、区別していませんでした。プライベートな支出は相手に口を出されたくはないでしょう。そこで、おこづかいと生活費を区別し、おこづかいの範囲であれば追及せず、生活費をしっかり一元管理した方が良いと考えました。
問題は、夫におこづかい制にしたいと切り出すことでした。いきなり細かくルールの取り決めをしても夫の機嫌が悪くなりそうです。いったいどう切り出したら良いのか悩みました。

夫も家庭の経営責任者

しかし考えてみると、家計運営は夫婦の片方が責任を負うものではありません。家庭を会社に例えるならば、夫婦双方に経営責任があるはずです。それならば、夫から主導権を奪わず、対等に考え、相談し合えるよう努力をした方が良い。夫は家計に興味がないのではなく、ただ現状を知らないために危機感がないだけかもしれないのです。だとしたら、現実を見せて巻き込んでしまえば良いと思いました。

一番のハードルは夫の説得

(1)数字を見える化する
筆者はまず、家計の現実を夫に見せてみることにしました。そのために、家中の通帳をかき集めどの口座にいくら入っているのか一目でわかる預貯金目録を作ってみました。これで、1年前の残高と比較し1年間の支出をおおまかに把握しました。また、水光熱費、通信費など、通帳の記録から、費目ごとの年間支出もできるだけ拾い出しました。

使途不明の支出の算出方法

使途不明の支出の算出方法

資料:執筆者作成

(2)危機感をもってもらう
支出が思った以上に膨らんでいる事実を数字で見せると、興味を持ったようで、問題点を夫婦で話し合うことができました。具体的な数字を見せることはやはり効果的だと感じた瞬間です。
ここで筆者はすかさず、夫に「おこづかい制」にすることを提案しました。
(3)夫の躊躇と納得
夫は最初これに躊躇しました。子ども扱いされ、自由に使うお金を制限されると感じたのだと思います。筆者は、純然たる生活費を把握したいという理由を繰り返し説明しながら、おこづかい制にするにあたっての2つのルールを提案しました。

<我が家のシンプルルール>

  • ・定額のおこづかいは使い道を詮索しない
  • ・生活費は使い道を記録する

しばらくこの方法でやってみて、また2人でやり方を見直そうと伝えたところ、夫はようやく納得してくれました。

「家計収支の見える化」による意識の変化

この話し合いの前から、筆者は夫婦で今後どんな生活をしたいかをよく話し合っていました。例えば、「車を買い替えたい」「子どもを大学に行かせたい」などを日常的に話す下地は夫婦間にできていたのです。にもかかわらず、行動に結びついていませんでした。
しかし、家計収支の数字が見えるようになっただけで、私たちの意識は変わりました。具体的な目標を立て、実現のために適宜家計を見直す流れが、自然とできるようになったのです。

夫を巻き込むためのポイント

以上が、筆者が夫と協力して家計管理ができるようになった経緯です。振り返ると大切なポイントは3つありました。それは共働きに限らないものです。

<夫を巻き込むためのポイント>

  • ・相手に数字を見せて、現実を知ってもらうこと
  • ・話し合い、生活の目標を共有すること
  • ・双方が責任者であることを前提にルール作りをすること

この3つを押さえなければ、夫婦のどちらかに不満が残っていたでしょう。

夫が節約に協力してくれない、自分ばかり頑張っている……筆者は最初そのように感じて夫に無駄遣いを指摘し、注意を繰り返しましたが、イライラがつのるだけでした。
そんな状況を打開できたのは、自分たち2人ともが家計運営の責任者であり、お互いに協力することができると気づいたからです。
意識が変われば行動が変わります。是非夫婦で話し合って、モヤモヤ家計とサヨナラするための第一歩を踏み出してくださいね。

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コラム執筆者プロフィール

河村 薫の写真

河村 薫

カワムラ カオル

行政書士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
法律事務所に勤務し、破産、相続、離婚など、数多くのお金と法律のトラブルの現場を経験する。破産・再生案件では問題の原因を徹底的に追究することで依頼者の真の経済的更生を支えてきた。現在は、主に相続、遺言、成年後見等をテーマとする講師業、相談業務を行っている。
行政書士タイム法務事務所代表
  • ※ この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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