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女医が教える!現代病にならないための予防法と、やってはいけない習慣!

伊藤 たえ先生コラム

死亡原因第3位!寝たきりの原因の3割が脳卒中

きちんと知って、脳卒中を予防しましょう

脳卒中、脳梗塞、くも膜下出血、脳溢血……頭の怖い病気とはなんとなく分かっていても、その違いをご存知の方は少ないのではないでしょうか?

実は、脳卒中というのは一つの病気の名前ではなく、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など、脳の血管の病気の総称なのです。脳出血は、脳溢血(のういっけつ)とも呼ばれていました。

脳卒中の中で一番多い『脳梗塞』!日頃から自分で脈のチェックを

脳梗塞は、脳の血管が詰まってしまい、脳に酸素と栄養が届かなくなり、脳細胞が死んでしまう状態です。血管の詰まる場所によって、体の左右どちらかが動かなくなったり、感覚が鈍くなったり、めまいや、会話ができないなどの症状が出ます。

脳の血管が詰まる原因としては、高血圧や、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病があります。

また、心臓に血栓という血液の塊ができて、それが脳の血管に飛んでいき、血管を詰まらせるタイプの脳梗塞もあります。心房細動という不整脈があると心臓の中に血栓ができやすいので、健康診断では心電図検査を必ず受けましょう。自分の脈が乱れていないか、日頃からチェックしてみてください。

高血圧の方は要注意『脳出血』

脳出血は名前の通り、脳の中に出血をしてしまった状態のことを言います。高血圧などで脳の血管がもろくなり血管が破れてしまいます。喫煙や糖尿病、アルコールをたくさん飲んでしまうのも脳の血管にダメージを与えるため、脳出血を起こしやすくします。

若い人や高血圧でない方も脳出血を起こす場合がありますが、その場合、脳の血管の生まれつきの異常や血が出やすいなどの病気が潜んでいることがあります。

出血する場所によってどんな症状が出るか変わってきますが、脳梗塞と似たような症状です。出血の量が多い場合は、命を助けるために手術をすることがあります。

若くても要注意、突然の頭痛で起こる『くも膜下出血』

くも膜下出血の主な原因は、脳血管にできた瘤(こぶ)が破裂することによります。この瘤のことを動脈瘤(どうみゃくりゅう)と言いますが、これは若い人でも持っている場合があります。なりやすい家系もあるので、ご両親やご兄弟がくも膜下出血や脳動脈瘤と診断された方は、注意が必要です。脳動脈瘤の壁は薄いため興奮やストレスで血圧が上がってしまうと破れやすくなるので血圧の管理はしっかりしてください。他にも、喫煙やアルコールの多飲なども動脈瘤が破れやすくなる原因になるので控えてください。

くも膜下出血で一番多いのが激しい頭痛です。吐いてしまうこともよくありますし、意識がなくなってしまうこともあります。

くも膜下出血は、命にかかわったり、後遺症を残してしまう可能性が高い恐ろしい病気です。脳ドックなどで偶然、未破裂動脈瘤(破れる前の動脈瘤)が見つかった場合は、定期的に検査をしましょう。また、破裂の危険を減らすために、血圧管理や食生活に気を付けなければなりません。動脈瘤の状態によっては、予防的に手術をすることが望ましい場合もあります。

夏と冬に多い脳卒中!やってはいけない行動とおすすめ予防法

脳卒中でも、種類によってなりやすい季節が違います。

例えば、夏に多くなるのが『脳梗塞』です。夏は脱水になりやすく、血液がドロドロになる危険が高いからです。熱中症予防だけでなく脳梗塞予防のためにも、こまめな水分補給が必要。特に、夜間に汗をかきすぎて脳梗塞になるという状況を避けるために、寝る前にコップ一杯の水分補給やエアコンでの室温管理を行うと良いでしょう。なお、夏場に美味しいビールなどのお酒類は水分ではありませんのでご注意を!

そして、逆に冬に多いといわれているのが『脳出血』と『くも膜下出血』です。冬は寒さを感じたり、冷たい水にさわったりした時など、血管が収縮するため血圧が上昇しやすく、血管が破れやすくなります。これを、ヒートショックと言います。

暖房が効いていないトイレや浴室は、とても気温が低いです。楽に移動できる小型ヒーターを活用するなど、特に血圧管理に気を付けてください。

覚えておいて損は無し!簡単にできる『FAST』チェック

脳卒中の代表的な3つの症状を取り上げたFASTという標語があります。

脳卒中を疑ったときに行う3つのテストで、その頭文字を取ってFAST(ファスト)と呼んでいます。

『F』…FACE(顔)

顔の麻痺を確認します。

「いー!」と言いながら口角を上げます。脳卒中の場合は、どちらかがうまく上がりません。

『A』…ARM(腕)

腕の麻痺を調べます。

手のひらを上にして、まっすぐ肩の位置まで両手を上げて目をつむります。

脳卒中の場合は、どちらかの手が下がったり、内側に回転したりします。

『S』…SPEECH(会話)

言葉の異常を調べます。

脳卒中の場合は、普段のようにスムーズに話せなかったり、ろれつが回りきちんと話せないようになります。

『T』…TIME(時間)

「F」「A」「S」のチェックで1つでも症状が当てはまれば、迷うことなく119番に電話し救急車を呼んでください。

FASTの言葉の意味にある通り、時間との戦いです。

脳ドック検査で早期発見、早期予防!

脳ドック検査では、脳だけでなく、脳血管の評価もできます。タバコを吸う方や生活習慣病がある方は、脳血管がダメージを受けているかもしれません。隠れ脳梗塞など、自分では気付いていない病気が見つかることもあります。若くて特に病気になったことがない方でも、動脈瘤が見つかることもあります。早期発見、早期予防のために脳ドックを受けましょう。

脳卒中は、死亡原因の第3位、寝たきりの原因の3割という恐ろしい病気です。しかし、日常生活の改善や定期健診、適切な治療、脳ドックでの早期発見などで予防することもできます。生活習慣を見直し、健康管理に気を付け、脳卒中になりにくい生活を送っていただければと思います。

PROFILE

伊藤 たえ

伊藤 たえ(イトウ タエ)

脳神経外科専門医、脳卒中専門医

和歌山県生まれ。静岡県内の大学病院で初期研修を行う。現在は東京都にて脳神経外科、脳卒中専門医として、脳卒中や頭部外傷を中心に臨床診療に励んでいる。

  • ※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立した執筆者の見解です。
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