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ココロの在り方

藤村 麻紀さんコラム-第3回

思いの種を蒔いていこう

こんにちは!藤村麻紀です。

台風が過ぎると、あぁ、秋が来るんだなぁと思います。

時間というのは誰にでも平等に与えられているけれど、それをどう使うかで、人生の質は変わってきますね。

本当にやりたいことを、していますか?

本当に自分のことを、愛せていますか?

前回のコラムにもたくさんのメッセージを頂きました。ありがとうございます!応援というものは、本当に力を与えてくれますね。ありがたいなぁと、心から思っています。

さて、前回お話ししたのが「脳の原則」と言われる3つのうちの2つでしたね!出来事は日々起きていて、そこにどう意味を付けるのも自分の自由なんだよ、そして何を見て、どうやって質問をしていくかで見えるものは変わるんだよ、なんて話をしましたね。

皆さん実践してはりますか?

素晴らしい。一緒に、嬉しいこと、楽しいことを増やしていきましょうね♪

そして原則は3つある、とお伝えしたので、お、今回は最後のやつやな!と思われてることでしょう。

……が、実は今日は違うのね(笑)!

そもそも私は本職がジャズシンガーなのですよ。歌を歌うかたわら、こちらも本職の、自分のスクールで教えるということをしています。歌うのも、教えるのも、もう20年以上になります。

一体なぜ、シンガーである私が脳科学や心理学、統計学や経済学などを使ってこんなココロの在り方の話をするようになったのか。今日はそんな話をしてみようと思います。

今まで、街の小さな音楽学校から、世界的に有名な音楽教室、専門学校、そしてそれこそ准教授として、10年以上勤務した芸術大学まで、約3,000人以上に歌を教えてきたわけですが、世の中のスクールというのは、基本的に「技術」を教えるのですね。

当然です。技術が高いことは、プロとして当たり前ですからね。でも、それだけではプロとしてはやっていけない。

聞いたことありませんか、なんだかめちゃくちゃ上手やのに「うーん、まぁ声もいいし上手やけど、もういいかな……」って歌。あるいは、なんだかめっちゃ下手やけど「いいなぁ、なんやわからへんけどまた聴きたいなぁ」と思ってしまう歌。

歌は、生き様です。何を考え、何を願い、何を感じてどうやって他者と自分に接し、どうやって世界に向き合い、そしてどうやって生きているのか。そういうことが、歌には全部出るのですね。だからこそ、私は自分自身は当然として、私と関わったすべてのシンガーたちが、自分自身の内面を整え、その在り方によって世界に良い影響や、感動を与えていってほしいと、そう思っているのです。

そして実はこれは歌に限らず、全ての表現者に共通して言えることだと確信しています。

プロのシンガーとして生きていきたい学生を教えていて、私が必ず聞く質問の一つに、「何のために歌うの?」「なぜ人前で歌いたいの?」というのがありました。

たいていの場合、「僕の(私の)歌でみんなを勇気づけたいから」「世界を平和にしたいから」とか言うてくれます。素晴らしい貢献マインドですよね。

が、よくよく聞くと実は、「ほめてもらえるから」「注目してもらえるから」「ちやほやされたいから」という、自己承認欲求がほとんどだったりします。

いや、いいんですよ、いいんです。自分を満たすことができて初めて誰かを満たすことができるのですから。ただ、自分が気持ちいいがために、自分の餓えや渇きを満足させるために表現しているうちは、そしてその我執に自分自身が気が付いていないうちは、やはり想いは届きにくいものなのですよね。

でもこんな風に、自分を満たすことのできていない学生があまりに多いことに驚きました。

そしてどうやら学生に限らずほとんどの人が、自分自身を本当に愛してあげることができないでいる、そんなことに気づき始めました。自分は自分を嫌いやけど、周りの人からは愛して欲しい。誰かが愛してくれたら、自分も自分のことを好きになれるかもしれない。

そんな風に、自分の評価の軸が自分の中にない、という人がとても多いということに気づいたのです。自分の評価を、他人からの評価で判断している。あの人が褒めてくれたから私はいいんだ、正しいんだ、あの人がけなしたから、怒られたから私はダメなんだ、みたいに。

さらには、例えば歌で言えば、単に歌唱の「練習方法」に関して、あるいはその練習に向かう「態度」を指導すればいいだけなのに、それを全人格を否定するような叱り方をされた経験がその人を苦しめていたり(「そんな練習なんて、そんな態度なんて、だからお前はダメなんだ」みたいな)。考えてみれば当たり前な気もします。どうやってココロを整えるか、そんなこと、学校では教えてくれないですものね。

本当に才能ある若者が自分自身を信じ、伸びていくにはどうしたらいいんだろう、どうやってお互いにきちんと信頼関係を築き、相手の才能を十分に引き出せるようなコミュニケーションが取れるようになるだろう。いつの頃からか、そんなことを考えるようになりました。

そうすると、毎回のレッスンがほぼカウンセリング状態になるのですね。とにかく話を聴く。ひたすらに聴く。おかげで時間は押し押しで、いつも休憩時間が無くなります(笑)。

ただ、その結果、驚くべきことに学生の技術は格段に上がりました。それは、レッスンで歌の技術が上がるトレーニングをしたからではないのですよ。ひたすらに話を聴くことによって学生の内面が整理され、自分のベースが整って、日々の練習に対する自分の気持ちの向かい方とその質を少しだけ上げることができたから、というだけなのです。

練習しなくていい、ということではないですからね(笑)。

そして同時にもちろん自分自身についても考えました。どうしたら自分自身をまっすぐに信じ、魂の言葉で表現できるようになるんだろう、誰かの魂に触れて、それを癒やしていくような、魂が震えるような、そんな表現ができるようになるんだろう。

そんな頃、私自身にもまた、自分の未熟さや愚かさを痛感させられる出来事が起こりました。

物事にはすべて原因があり、だから結果があります。もし望んでいない結果が起こったとするなら、それはまさに自分自身が学ばねばならない時が来た、ということなのですね。誰かや、何かのせいではないのです。

世界で起きることは、「嬉しい、楽しい、幸せなこと」または「私の目を覚まさせること」だけだと思っています。だから、目を覚ますためには、そこから学ばねばならないのですね。目を覚まさないとね、もう、手を変え品を変え、何回も同じことが起きます。

私は、無知で未熟で傲慢な、愚か者やった。痛感したのです。今でもきっとそうですけどね(笑)。

そんなことが重なり、自分の内面や在り方を整えること、そして自分の感情や行動をコントロールすることを学び始めたのでした。

そこから約10年、まず自分自身を整える術を知ること。その在り方によって世界により良い影響を与えること。そしてそれを自ら実践し、教えることのできるアーティスト、表現者を育てること。そんなことを目標に、自らも歌いながら、まずは組織の中で教えてきました。そうすると、あらゆることが変わるんですよ。目標が定まり、ベースが整うことで、普段の自分の感情が圧倒的にゴキゲンなのですね。だから、色んな物事が大いにはかどり、歌の技術も当然上がり、歌だけでなく、やりたいことがどんどん実現できるようになる。

ところが、どうやらこれはシンガーに限らず、あらゆる表現者や教育者、トレーナーや、その他色んな人のお役にも立つのかもしれない、そんなことを思ったのですね。そして大学を辞め、設立したのが、現在のスクールだったりもします。なので、このスクールでは歌を教えているわけではないのですよ(笑)。10年前はこんな風につながっていくとは思ってもいませんでしたが、すべては自分自身で作った原因と、その結果なのですね。

まず何かを選択し、行動を起こします。その行動は、結果を生みますね。これはもう、自明の理なので、皆さん納得していただけると思うのですが、すべて、何かの原因があって、結果が生まれるのです。

さて、ここで私の大好きな、有名な言葉をご紹介しますね。

「思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔き、習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔き、人生を刈り取る。(サミュエル・スマイルズ、イギリスの作家)」

「運命は偶然ではない。選択だ。待ち望むものではなく、自分から進んでつくっていくものである。(ウィリアム・ジェニングス・ブライアン、アメリカの政治家・演説家)」

あー、これほんま私大好きで寝室に書いて貼ってるんですが、よう考えるとキツイ言葉ですね(笑)!もうね、「ですよねー」、って感じです。

だからまず、思いから始めましょう。

不機嫌だったり、不安や心配事にココロがいっぱいになっていると、本来できることすらできなくなってしまいます。どんな場合にもゴキゲンでいられたら、それっていいですよね?そのコントロール、自分で出来たら嬉しいですよね?

そのポイントは、まずは「こうでありたい」という状態を考えることです。「こうはなりたくない」ではなくて、「こうなりたい」「こうしたい」、そんな状態。そして、もうすでにそうであるかのように振舞って、実際にそんな気持ちになってみましょう。こんな小さなことで効果あるのです。お金も何もかかりません(笑)。せっかくやから、是非やってみてください。思いが変わると、行動が変わります。

さて、本当にやりたいことを、していますか?

本当に自分のことを、愛せていますか?

みんながそんな状態だったら、世界は少しだけ、今より美しいかもしれない。

そんなことを考えたりしています。

何かあなたのお役に立てたら嬉しいです。

また次回、お会いしましょう!

PROFILE

藤村 麻紀

藤村 麻紀(フジムラ マキ)

ジャズシンガー

東京都生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業、米国スタンフォード大学留学。2005年「With Love」(梅田タワーレコードジャズ部門1位記録)でのメジャーデビュー以降、5枚のリーダーアルバム含む計9枚のCDをリリース。聴く者の心に深く語りかけるようなその歌は「ジャズボーカル界を変革する、異次元からのボーカリスト」と言われ、老若男女、さらに国籍を問わず幅広く支持されている。また、末期がん患者とその家族を対象にした病院へのボランティア活動等、社会への貢献活動も広く行っている。日本ゴスペル音楽協会認定指導員。元大阪芸術大学演奏学科ポピュラー音楽コース准教授。

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