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第9回

手取り月給17万円のシングルマザーが実践した、教育資金の蓄え方

掲載日:2014年01月16日

今回は少し趣向を変えて、月給17万円で我が子を私立高校、大学に通わせることができたシングルマザーの実話を紹介します。これを読めば、「貯まらない生活」から「貯まる生活」にシフトチェンジできるかも!? 彼女が実践したシンプルな習慣は、どんな女性・男性でもトライできる内容なのです。

無一文からの大学進学

実はこの女性、私の母です。私が中学2年生のときに離婚をしました。原因は父の借金。ギャンブル好きな父がサラ金に手を出し、サラ金業者の取り立てから私と弟を守るために離婚しました。当然、資産はゼロ。木造アパートで母子3人暮らしが始まりました。

母は幼稚園の事務員をしていました。月給は手取りで17万円。普通に暮らせる程度の収入ですが、すでに私は中2でした。

大学受験まで4年というタイミングで、無一文になったのです。普通なら「大学は諦めて、公立高校を卒業したら働いてくれ」と言われてもおかしくない状態でした。

でも、どうしても大学に行きたかった私は、特待制度(入学金と授業料無料)を利用して、私立高校の進学クラスに行くことを思いつきました。「国立大学合格のために、朝に1限、夕方に2限の補講をする『特別進学クラス』で3年間みっちり勉強を教えますよ」と学校のパンフレットに書いてあったのです。「学費無料で塾代もかからないなら、こんな私でも大学を目指せるかも」と思い、母にこの学校を受けたいと話しました。

母はこの話を聞いたとき、「何を考えているのだ、この子は・・・」と思ったそうですが、大学進学のための学費を貯めようと、このとき決意したそうです。

その後4年の月日をかけて、入学金と大学の学費、家賃、水道光熱費を払えるだけの財産を築きました。

親子3人毎月10万円で暮らしてきたことで、下宿代(月5万円)と水道光熱費、電話代(合計月2万円)は捻出できたし、学費はこれまで貯めてきたお金で払えました。私の小遣いや食費等の生活費は2つの奨学金とアルバイトで捻出できたので、「思っていたより貯蓄が減らなくて助かった」と言っていました。

なければないで、なんとかなる!

母が実践した教育資金づくりは、ビックリするほどシンプルな方法でした。

給料を<使う口座>と<貯める口座>に分ける。そして、月給17万円のうち10万円を使う口座に、7万円を貯める口座に分けて、使う口座のお金だけで暮らす。たったそれだけなのです。

30年前の話とはいえ、賃貸住まいで、しかも中学生のいる家庭の3人家族が月10万円で暮らすなんて、普通はありえないです。しかし、母はあきらめなかった。福祉事務所に出向いて、激安の住まいを斡旋してもらったり(なんと月1万8,000円!)、母子児童扶養手当等の母子家庭を支援する制度について教えてもらい、受けられるものはすべて手続きを済ませたりしたそうです。そして、もらえる手当はすべて<貯める口座>に入れて、生活費を増やすことはしませんでした。

高校入学直前に寮に入らなければならないことがわかり、親子で真っ青になったり(結局、半年後に退寮できた)、伸び悩んでいた英語だけは塾に通ったり(貯めるお金の一部を使って捻出)しましたが、生活費10万円の暮らしを続けてきたといいます。

「なければないで、なんとかなる!」これが母の口癖です。

肉屋で売り物にならない硬い筋の入ったお肉を、「犬のエサにする」といって格安で買い、しっかり煮込んで柔らかくしたものを食卓に出していたこともあったようです。スーパーには閉店ギリギリに行き、値切り品をその日食べる分だけ買って帰ってくることも。「使えるお金はこれだけ」と決めておけば、後は工夫せざるを得ません。娘の夢を自分が叶えると決めて、今の状況を憂うことなく、鼻歌を歌いながら限りある生活を楽しむ。それが母でした。

マイルールを作ろう

母はお金を用途別に分けて管理することと、「なんとかなるさ!」の精神で、自分で決めたマイルール(習慣)を黙々と続けてきました。後日談ですが、母は私と弟を育て上げた後、定年退職と同時に念願のマンションを購入しています。退職金が出たからだと笑っていましたが、4LDK新築マンションを無借金で買ったのです。お金を貯める習慣は子どもの夢を叶えるだけでなく、老後の生活を安心して暮らすための一生の財産にもなることを、身をもって教えてくれました。

お金を貯めることに、"秘策"はありません。宝くじや万馬券を当てて手に入れた大金を、あっという間に使ってしまう人が多いのは、そのお金を手に入れるための習慣が身についていないからです。使うお金と貯めるお金を分けて、使うお金の範囲で暮らす工夫をしていきましょう。

あなたの将来の希望と、貯めるお金と使うお金がしっかり紐付けされていればいるほど、この方法は成功しますよ。

貯まる生活を実践したい…将来の希望のために!

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柳澤 美由紀の写真
コラム執筆者プロフィール
柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)
柳澤 美由紀の写真 CFP®/1級ファイナンシャル・プランニング技能士
関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。
相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。

家計アイデア工房 代表

※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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