ゴルフ保険でホールインワンやアルバトロスに備える
最終更新日:2017年6月1日
はじめに
ゴルフ保険に加入する目的のひとつとして、ホールインワンやアルバトロスを達成したときにかかる費用への備えがあります。保険金の支払いには、いくつかの条件を満たすことが必要になります。
以下、ホールインワン・アルバトロス費用補償特約の内容と注意点についてみていきます。
ホールインワン・アルバトロス費用補償特約とは
一般的に、アマチュアゴルファーが、日本国内のゴルフ場でゴルフ競技中にホールインワンまたはアルバトロスを達成した場合に、慣習として負担するお祝いの費用(実際にかかった費用)を保険金として支払う特約です。
保険金には支払限度額が設定されていて、契約期間には1年契約のプランだけでなく、1日からのプランや1週間のプランもあり、各損害保険会社のプラン内容によって異なります。
ホールインワン・アルバトロス費用補償特約で支払われる主な費用
支払われる主な費用は、
- 1.贈呈用記念品購入費用(貨幣・紙幣・有価証券などは支払いの対象外)
- 2.祝賀会に要する費用
- 3.ゴルフ場に対する記念植樹費用
- 4.同伴キャディに対する祝儀
などになります。
ホールインワン・アルバトロス費用補償特約が支払われる主な要件
保険金が支払われる主な要件は、
- 1.日本国内のゴルフ場でゴルフ競技中において達成したこと
- 2.アマチュアゴルファーであること
- 3.同伴競技者および同伴キャディなどが目撃したホールインワンやアルバトロスで、達成証明資料によりその達成が客観的に証明できるホールインワンやアルバトロスであること
などです。
なお、キャディを同伴していないセルフプレーの場合は、ゴルフ場使用人や先行・後続のパーティのプレイヤー等の目撃証明が必要となります。
保険金が支払われないケース
保険金が支払われないケースとして、
- ・日本国外で達成したホールインワンやアルバトロス
- ・基準打数(パー35)以上の9ホールを正規にラウンドしていない場合
- ・ゴルフ場の経営者が自ら経営するゴルフ場で達成したホールインワンやアルバトロス
- ・ゴルフ場の使用人が実際に勤務しているゴルフ場で達成したホールインワンやアルバトロス
などがあります。
まとめ
以上、ホールインワン・アルバトロス費用補償特約の内容と注意点についてみてきました。
1日単位で申し込みができるゴルフ保険では、1日~2日の契約であれば1,000円以内の保険料で加入ができ、数百円程度追加すれば、補償を手厚くすることができます。また、年間契約の場合は、ホールインワン・アルバトロス費用補償特約の保険金限度額を高く設定することができる場合もあります。この場合、補償内容は手厚くなりますが、その分、保険料が高くなります。
各保険会社によってさまざまなプランがありますので、ゴルフコンペが多いのか、それとも、ゴルフは付き合いで行く程度なのか、ご自身のゴルフシーンを考えながらご自身に合った補償プランを選択するようにしましょう。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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