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第16回

お金の使い方がみるみる上手くなる たった3つの財布の習慣

掲載日:2014年03月06日

「今度こそは!」と思っても、給料日前になると家計はいつも火の車。なんとかしたいけれど、やりくりが苦手なんです。・・・そんな人にオススメなのが、財布の使い方を変えること。家計簿をつけなくても、計算が苦手な人でも、誰でもできる財布の習慣です。毎日のお金の取り扱いにひと工夫を加えることで、潜在意識を刺激し、浪費を止める仕組みをつくることができます。今日から始められる、3つの財布の習慣を紹介します。

お札をキレイに収納する

あなたが使っている財布を開けてみてください。お札の状態は、どうなっていますか?

お札の角が折れたままになっていたり、お札の種類をバラバラに入れていたりしていませんか。それは、お札を乱暴に扱いすぎです。お札も人間と一緒で、大切にしてくれる人のところに集まる傾向があります。種類ごとにお札を分けて、折れ曲がったり、シワがついたりしているお札は手で伸ばし、キレイな状態にしてお財布に入れましょう。

この種の話は、風水師や成功者の著書によく出てきます。私も、はじめは「科学的根拠がない」と一蹴していたのですが、あるとき「こんなにたくさんの人がいいと言っていることなのだから、否定せずにやってみよう」と、毎日の習慣に取り入れてみたのです。すると、娘を嫁に出したがらない父親のように、お金をつまらないことで失いたくない、という想いが芽生えてきたのです。「どうせ手放すなら、価値のあるものを買おう」と思えるようになり、「いつの間にか使っていた」ということがほとんどなくなりました。それによって、無駄遣いや二重買いを防ぐことができたのです。

あとで知ったのですが、これは行動経済学や心理学で用いられる「ヒューリスティック」に基づいた、金銭感覚の歪みを矯正する方法でした。

ヒューリスティックとは、「無意識のうちに利用している原則(経験則)」のこと。脳は、日々たくさんの選択を行っています。比較したり、他人に意見を聞いたりする等、合理的な判断をしようと時間をかけて検討することもありますが、日常生活の大半は瞬発的に選択しています。買い物もしかりで、「買う」「買わない」の選択はそれまでの経験則(ヒューリスティック)をもとに行われているのです。

お金をぞんざいに扱い続けてきた場合、脳はお金のことを「自分にとって価値の低い存在である」と認識します。お金を手放すのに何のためらいもなくなり、むしろ価値の低いものを早く手放そうという行動につながることになるのです。

一方、お札の折り目やシワを伸ばし、向きを揃え、キレイに収納する習慣を続けていると、「お金は大切なものである」と認識し、「大切なお金を手放すなら、相応の価値があるものを」という気持ちになります。そうすることで「節約しなくちゃ!」と思わなくても、お金を使う判断基準が高まるため、無駄遣いや衝動買い等の浪費が少なくなるのです。

お金を手元に残したいなら、お金を大切にすること。財布の習慣の中で、最も重要な行動習慣ですので覚えておきましょう。

現金以外のものを財布に入れない

財布に入れるレシート、クーポン、ポイントカード、クレジットカード等は、必要最小限に留めましょう。

「家計簿をつけるから」と財布にレシートを入れている人がいますが、これは原則NGです。レシートをとっておくなら、専用の袋を用意してそこに入れておくか、毎日家計簿をつけることです。レシートを財布に入れっぱなしにしていると、財布はパンパンになります。紙幣がいくら入っているのかがわかりづらいですし、所持金以上にお金を持っていると脳が錯覚してしまい、使いすぎにつながるおそれがあります。

また、クーポン、ポイントカードは、買い物を促進するために売り手側が導入したものです。お得に買えるから、便利だから、とたくさん持ち歩いている人は多いと思います。でも、財布を開くたびになんだか買い物に行きたくなりませんか?欲しいモノがあったときにクーポンを使えるとラッキーですが、クーポンがあるから買い物をするのは本末転倒です。そうなりやすくなってしまうのが、クーポンであり、ポイントカードなのです。

先日、知り合いが、「本当はパスタが食べたかったのに、ハンバーガーセットのクーポンがあったので、そちらを食べた」と言っていました。それぞれの値段を聞いてみると、クーポンを使った料金と、食べたかったパスタの料金は同じでした。

「結局、パスタも食べたくなるんじゃない?」

と、聞いたら、多分そうだろうねと苦笑い。クーポンの魔力を改めて感じたものです。

お金を手元に残したいなら、衝動買いや無駄遣いを促進するこれらのアイテムは、できるだけ財布から取り出すこと。必要なときにだけ、財布に入れて持ち歩くようにしましょう。

1日に1回、財布の中にある小銭を貯金する

小銭貯金は、1日に1度、財布の中にある小銭を、すべて貯金箱か専用の普通預金口座に入金するというものです。一昔前に流行った「500円玉貯金」と原理は一緒。貯金箱は空き缶や空き瓶で代用できるので、思い立ったその日から始められるのが特徴です。

ただ、できることなら、小銭貯金専用の普通預金口座を開設することをオススメします。それは、貯金箱だと今いくら貯まっているかがわかりづらいからです。お金を貯めるための口座ですから、キャッシュカードは不要です。既にお持ちの預金口座を使うなら、カードにハサミを入れておくこと。銀行の窓口に通帳と印鑑を持って行かないとおろせない状態にすることで、「貯まると使いたくなる衝動」にブレーキをかけることができます。残高が増えるだけの口座なので、しばらく続けていると通帳を見るのが楽しみになってきますよ。

  1. ① 紙幣の向きを揃え、シワを伸ばし、種類を揃えて、財布にキレイに収納する
  2. ② クーポンやポイントカードは、極力財布に入れない
  3. ③ 1日に1度、小銭貯金をする

この3ステップで、お金の使い方はみるみる変わります。まずは3ヶ月続けること。お金を大切にして暮らす習慣が、あなたの浪費を抑えてくれるはずです。

柳澤 美由紀の写真
コラム執筆者プロフィール
柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)
柳澤 美由紀の写真 CFP®/1級ファイナンシャル・プランニング技能士
関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。
相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。

家計アイデア工房 代表

※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
※掲載されている情報は最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますので御注意ください。

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