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2017.10.05

第10回 火災保険の見直し

20年前に購入した住宅のリフォームを検討しようと、加入されている火災保険に疑問をもたれて保険相談窓口に来店されたお客さまを対応したときのことです。
それまでに火災保険の見直しをしたことがないそうで、「新築時に火災保険に加入したので、当時の住宅の購入価格3,000万円を保険金額にしたが、20年経過した現在の時価は購入時の半分(1,500万円)程度になっているのではないか?全損の場合は時価額1,500万円程度の保険金しかもらえないのではないか?」というご質問でした。
このケースの火災保険契約は「再調達価格」を評価額の基準としていました。

「再調達価格(新価)」と「時価額」について

「再調達価格」とは、保険の対象となる「財物」と同等(同じ構造・用途・質・規模など)のものを現時点で再築または再取得するために必要な金額をベースとした評価額です。
「時価額」とは、再調達価格から経年・使用による消耗分(減価)を差し引いた金額をベースとした評価額です。

火災保険見直しの必要性

加入した火災保険の補償内容が、契約時にベストな状態だったとしても、年数の経過や環境の変化を考えると、数年後もベストであるとは限らないでしょう。2010年1月に構造級別判定のしくみが変更され、2015年10月からは保険料の改定とともに長期契約(保険期間の設定が長期となる契約)が廃止されて最長10年までの契約となっています。保険料の改定については都道府県別や構造級別によって改定幅は異なり、値上げとなった部分が大半を占めますが値下げとなった部分もあります。
長期契約のメリットは、短期契約を続けて保険料を支払う場合より、一括して保険料を支払うことで保険料が安くなっていることです。また継続手続きの手間を省くことができますが、その反面、必要のない補償を付帯したままにしていたり、逆に必要な補償を付帯していなかったりと、現状に合った火災保険の見直しをする機会が減ってしまいます。火災保険も状況の変化に応じて一定期間ごとに見直しをすることをおすすめします。
最近販売されている火災保険では補償内容について必要な補償だけを選んで契約できる商品もあります。マンションの高層階に住んでいる場合には水害に対する補償を外すなど、保険料を抑えることも可能でしょう。

自宅のリフォームや、増築・減築などを行った場合は、火災保険を見直すことで保険料を抑えられる可能性があります。
家を建て替えた場合の「新築(築浅)割引」、オール電化にした場合の「オール電化住宅割引」、ホームセキュリティを導入した場合は「ホームセキュリティ割引」が適用される損害保険会社があるなど損害保険会社ごとに独自の割引制度があります。
詳しくは、「火災保険の割引制度」のページでご覧いただけます。⇒割引サービスを見る

地震保険の損害区分の細分化

補償開始が2017年1月1日以降となる地震保険より、損害区分の細分化(半損の部分を大半損と小半損に区分)と地震保険損害認定基準が改定されています。
さらに、2017年6月地震保険基準料率の変更に関する届出によって、基本料率が全国平均で3.8%に引き上げられることになりました(都道府県・建物の構造によって異なり最大引き上げ率は+14.9%、最大引き下げ率は-15.8%)。

長期契約と自動継続契約の保険金の見直し

長期契約の場合、保険期間の途中であっても保険金額を見直すことができるため、損害保険会社または保険代理店に確認すると良いでしょう。また、自動継続契約の場合は、契約者から契約を終了する意思表示がない限り契約が自動的に継続されるため、契約の更新時などのタイミングに合わせて補償内容や保険金額を再確認することをおすすめします。

火災保険見直しの注意点

住宅ローンを利用する際は、火災保険への加入とともに「質権」の設定を求めてくる金融機関があります。質権とは建物が火災で全焼した場合などに、金融機関など住宅ローンの債権者が火災保険の保険金を請求できる権利のことで、質権設定がされている場合は、債権者の承諾なしに火災保険契約を解約・変更することができないので、注意が必要です。

また、火災保険の対象となる建物や家財の評価額を基準に保険金額を設定しますが、建物や家財に適正な保険金額の設定がされていないと、万一のときに十分な補償を受けることができない場合があり、一方で保険金額が契約の対象となる評価額を超えていると、保険のかけ過ぎとなってしまいます。

まとめ

今、加入している火災保険を見直すことにより家計のムダな支出を省くことができるかも知れません。火災保険の補償内容の設定や各種の割引制度、保険料など保険会社ごとに異なります。面倒かもしれませんがより多くの火災保険を比較してみることが大切です。インターネットを利用し一括で見積りを送付してもらうこともできますが、見積りに必要な確認書類をそろえる作業も大変です。そんなときはぜひ、保険相談窓口でプロのアドバイスを受けながら「我が家」に合った火災保険選びをしてみてはいかがでしょうか?

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プロフィール

大前 隆史の写真
大前 隆史おおまえ たかし
ファイナンシャルプランナー
国内の大手生命保険会社に29年間在籍。そのうち12年間は社内の教育担当を務める。企業や教育機関からの依頼による、社会保険や民間保険に関する講演も多数経験あり。
  • ※ この記載内容は、執筆者独自の見解です。
  • ※ 掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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