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このところずっと、主人に風邪のような症状…

東京都:えだまめさん(39)

このところずっと、主人に風邪のような症状があります。内科で診てもらい、特に問題がないとの診断で、仕事のストレスか何かだと考えていました。
最近になって調べたところ、「肝炎」の症状にとても似ており不安を感じています。主人は比較的お酒が好きで、仕事の付き合いでかなりの量を飲んでいます。
症状としては、全身の倦怠感と微熱、最近では吐き気があります。やはり肝炎の可能性が高いでしょうか?

「アルコール性肝炎」についてお答えします。

「アルコール性肝炎」とは

ご主人に風邪のような症状が続いているとのこと、ご心配ですね。お酒が好きで、日常的に飲まれる方で、全身の倦怠感、微熱、吐き気といった症状は、確かにアルコール性肝炎の疑いがあります。すでに内科を受診されたということですが、その時、肝機能の血液検査などは受けられたでしょうか。一般的な肝機能の血液検査としては、「ALT(GPT)」、「AST(GOT)」、「γ(ガンマ)-GTP」といった項目の値が測定されます。また、もっと多くの項目を検査する場合、ALP、総ビリルビン(直接ビリルビン・間接ビリルビン)といった項目も追加されることがあります。ここでは、健康診断などで測られることの多いALT、AST、γ-GTPの3項目について、アルコール性肝炎の場合どうなるか簡単にお話しします。

γ-GTPはアルコール性肝障害の指標としてよく用いられる値で、お酒を多く飲まれる方の場合、たいてい上昇が見られます。このγ-GTPの上昇だけであれば、一定期間禁酒をすれば値は正常に戻ることが多いのですが、「肝細胞に含まれるALT、ASTが上昇してくる=アルコールにより肝臓そのものが壊れてくる」と、肝臓が炎症を起こした状態となり、肝腫大(肝臓が腫れて大きく膨らむこと)、腹痛、発熱や血液中の白血球の増加などの症状が見られます。これを放置してお酒を飲み続けると、アルコール性肝硬変をきたし、最悪の場合、死に至ることもあります。

ご主人が内科を受診され、身体の診察のほかに肝機能の項目を含む血液検査を受けられ、その上で問題ないという診断を受けたのであれば、実際に診察された先生の診断が一番だと思います。ただ、風邪のような症状、という主訴で受診され、のどや鼻などの診察をメインで受けられたということであれば、もう一度受診してアルコールをよく飲む傾向があることを伝えた上で、肝機能の検査を含む血液検査を受けてみるとよいと思います。

休肝日を設けましょう

肝臓は沈黙の臓器といわれ、状態が悪くてもなかなか自覚症状が出ないことが多いことで知られる臓器ですので、大事に至る前にきちんと検査し、対策をとることがとても大切です。また今回もし肝臓に異常がなくても、ご主人には休肝日を作り、節酒を心がけるようにしていただくとよいと思います。どうぞお大事にしてください。

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