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運送業
◎・・・影響が大きい
○・・・影響が中程度
-・・・影響が小さい
※企業規模や事業内容によって、影響度はことなります。
損失の発生要因 | 企業に与える影響 | 「損失の発生要因」別 想定される事故・トラブルのシナリオ例 |
主な保険商品 | ||||
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自社 | 第三者賠償 | ||||||
財産損失 | 人的損失 | 収益減少 | 風評被害 | ||||
火災・爆発 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
倉庫で火災が発生し、建物・貨物・梱包材等が全焼。爆風で周辺の家屋に被害が発生。 倉庫に搬入された不審貨物が爆発し、付近で作業中の従業員が死亡。 本社事務所で火災が発生し、事務所、収容動産が全焼。従業員3名、来訪中の取引先の営業社員2名が煙に巻かれ入院。営業再開に3カ月を要する。 事業所の隣接する建物で火災が発生し、延焼。事務所の什器に消火放水がかかり、水濡れ損害を被る。 |
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落雷 | ○ | - | - | - | - | 落雷による過電流で、事務所内のコンピューター・事務機器等が損傷し、インターネットでの受付が出来なくなり、電話での受付・顧客への説明対応を余儀なくされる。 |
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風水雪災 | ○ | - | - | - | - |
集中豪雨により地域一帯が冠水し、倉庫内の貨物が水没。入出庫が完全不能となる。 突然の大雨により、仮置き中の精密機械が水濡れし、全損となる。 台風に伴う高潮により倉庫内に海水が浸入し、保管貨物が水没。 強風により自社の看板が飛ばされ、通行人に当たる。 集中豪雨により地域一帯が冠水し、自社の事務所・トラックにも被害が発生。 記録的な大雪により営業所の建物の上階が損傷。建物内に立入禁止となり営業休止を余儀なくされる。 |
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電気的・機械的事故 | ○ | - | ○ | - | - |
倉庫内の受配電設備がショートし、停電による業務中断。 倉庫内のコンベアに機械的事故が発生し停止。業務中断。 冷凍倉庫の温度調整用基板がショートし、冷凍食品に解凍損害が発生。 |
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漏水 | ○ | - | ○ | - | ◎ |
倉庫のスプリンクラーが誤作動し、多くの保管貨物が水濡れする。 事務所の給排水設備が破裂。漏水し、階下の会社の什器・備品が水濡れ。 |
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盗難 | ○ | - | - | - | - |
営業所に夜間強盗が侵入し、手持ち現金、受託物に加え、パソコンごと業務情報が盗まれる。 荷物配送中に、何者かに襲撃され配送荷物を強奪される。 |
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地震・噴火・津波 | ◎ | ◎ | ◎ | - | - |
地震により倉庫が壊滅的な被害を受け、倉庫の各種設備および荷貨物の大部分に損害が発生。 地震により本社の従業員、配送員が多数負傷。コンピューター機器等が損傷。配送員の多くが被災し出社できず、業務再開に数週間を要す。 津波により、倉庫の所在していた地域一帯が根こそぎ流される。 |
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交通事故 | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
高速道路で、渋滞に気付くのが遅れたトラックによる多重追突事故が発生。配達中の荷物も損傷する。 貨物輸送途上のトラックが車に追突して横転。相手車両の運転手が負傷するとともに自社トラック運転手も負傷。積載貨物が路上に散乱して交通規制、撤去に3時間かかる。 従業員がマイカー通勤途上に交通事故を起こし、相手とともに負傷。 |
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労働災害 | - | ◎ | - | ◎ | ◎ |
配送員が荷物を配送中に誤って落下させ、足の指を骨折。 倉庫内で荷崩れがあり、従業員が下敷きになり死亡。 長時間勤務の結果、配送作業中に交通事故で大ケガをしたのは、会社の安全配慮義務違反であるとして、ケガをした配送員の家族から損害賠償請求を受ける。 |
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施設の欠陥 管理不適 業務・作業のミス |
- | - | ◎ | ◎ | ◎ |
天地無用表示を確認せず指定外の置き方をしたため、収容物の精密機器が損傷。 交通事故による配送遅延で予定時に届かなかったため、取引不能となったとして損害賠償を請求される。 配送先を誤り、第三者に手渡したことが判明。依頼主より内容物の機密情報が漏れたとして提訴される。 配送員の作業が乱暴、また態度が悪いことから苦情を受ける。 |
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第三者訴訟 | - | - | - | ◎ | ◎ |
過労により死亡した元従業員の遺族が、経営陣に対し、従業員の健康管理体制の不備を理由に役員らに対し、会社法429条に基づく損害賠償請求を提起する。 自社の要員不足を知りつつ契約を締結し、債務不履行による損害を与えたのは取締役の重大な過失であるとして、取引先から会社とともに第三者訴訟が提起される。 |
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雇用・人事 (含ハラスメント) |
- | ◎ | - | ◎ | ◎ |
女性従業員が男性上司をセクハラで提訴。女性が事前に相談したにもかかわらず、具体的な対策を取らなかった会社も同時に提訴される。 業務上のミスについて上司から執拗に叱責されたため抑うつ状態となったとして、自殺した社員の遺族からパワハラを原因とした損害賠償請求を受ける。 労働者派遣法の改正により、積極的に派遣社員を採用したが、正社員との間であつれきが生じ、社内の士気が低下。 |
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従業員の不正・犯罪 | - | - | ○ | ◎ | ◎ | 従業員が顧客データを外部に漏えい。対価を受け取る。 | |
テロ・誘拐・脅迫 | ○ | ○ | ○ | - | - |
「倉庫に放火する」と脅迫され、金銭の要求を受ける。 会社幹部が誘拐され、身代金を要求される。 |
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環境 | - | - | - | ○ | ○ | 環境意識の高まりにより、ディーゼル車に代わり低公害車の使用を余儀なくされる。 |
保険商品は、記載事故例を必ずしも補償するものではありません。
また、記載の保険商品は契約条件によりお引き受けできない場合があります。