自動車保険の保険料の相場を知るためには?
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自動車保険を検討するとき、たくさんの自動車保険がある中で、だいたいどれくらいの保険料になるものなのか気になりますよね?商品を比較し、納得のいく補償と保険料で契約したいところです。
そのためには、自動車保険の保険料に影響する項目を知っておく必要があります。主な項目は、「型式別料率クラス(料率クラス)」「等級」「年齢条件」「使用目的」「年間走行距離」「運転免許証の色」です。
このコラムでは、保険料の相場を知る上でポイントになる項目についてみていきましょう。
このページの目次
型式別料率クラス(料率クラス)
保険料は、料率クラスの数字が大きいほど、高くなります。運転する自動車(契約車両)によって保険料が異なるのは、自動車の車種・型式により事故実績が異なるためです。
一般的にコンパクトカーの料率クラスは、高級車やスポーツカーなどに比べて低く設定されていますので、お手頃な保険料に抑えられるでしょう。なお、軽自動車の場合はさらに低く設定されていますので、保険料が安くなります。
ただし、車種や型式、事故や盗難のリスクによって料率クラスが異なりますので、ご自分の自動車や購入を検討している自動車の車種・型式から料率クラスを確認しておきましょう。
図1 保険料のイメージ

等級
等級は契約者ごとに設定されており、どれだけ事故のリスクがあるかを示す尺度になります。
はじめて契約する場合は、6等級となります。1年間無事故の場合、次の年に等級が1つ上がり保険料の割引率が上がります。逆に、事故を起こし保険金の支払いを受けると、等級が下がり割引率も下がります。なお、等級によっては保険料が割り増しされる場合もあります。このように、等級によって保険料の割引率や割増率が異なり、例えば、20等級の割引率は、最大63%にもなります。
また、事故で保険を利用すると、事故有係数が適用されることになり割引率が低くなってしまいます。
現在、自動車保険を契約している場合は、等級と事故有係数適用期間を確認しておきましょう。
図2 等級のイメージ

年齢条件
保険会社により年齢別の分類の仕方は、若干異なります。
分類方法の一例として、「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」があります。基本的に「全年齢補償」の保険料が高くなり、条件の年齢が上がるほど保険料は安くなりますが、事故率が高くなる傾向がある高齢者は、保険料が高くなる場合があります。
一方、主に運転する人の年齢で保険料を算出する体系をとって、1歳刻みで保険料が異なる商品もあります。
使用目的と年間走行距離
保険会社によって異なりますが、使用目的は「業務使用」「通勤・通学使用」「日常・レジャー使用」に分けられています。走行距離は、「業務使用」が最も長く、「日常・レジャー使用」が最も短くなると考えられています。
年間走行距離は、「3,000㎞未満」「3,000㎞以上、5,000㎞未満」「5,000km以上10,000km未満」「10,000km以上15,000km未満」「15,000km以上」のように分けられています。
走行距離が長いほど、事故のリスクが高くなるため、使用目的や年間走行距離の選択によって保険料が変わります。
運転免許証の色
運転免許証の色は、「グリーン」「ブルー」「ゴールド」の3種類です。
運転者個人の事故リスクが運転免許証の色で予測できるため、例えば、優良運転者である「ゴールド」の場合、免許を取得して間もない「グリーン」の運転免許証保有者より保険料が安くなります。
保険会社によっては、「ゴールド免許割引」として割り引かれることがあります。
各種割引
保険会社によってさまざまな割引があり、割引率もさまざまです。保険料に影響しますので、一部ご紹介しましょう。
インターネット割引
インターネットから申し込みをすることで適用される割引です。新規申し込みの場合、さらに安くなることがあります。
新車割引
初度登録年月(または初度検査年月)から保険会社が指定する期間内であれば、適用される割引です。
セカンドカー割引(複数所有新規割引)
2台目以降の自動車ではじめて自動車保険を契約する場合に、一定の条件を満たすことで適用される割引です。7等級からスタートができるため、保険料が安くなります。
運転者限定割引
本人限定割引や本人・配偶者限定(夫婦限定)割引、家族限定割引など、補償の対象となる運転者を限定することで適用される割引です。
家族の範囲は、同一の家屋に居住している親族や別居の未婚(これまでに婚姻歴が無いこと)の子どもです。
図3 運転者限定の範囲

ASV割引(自動ブレーキ割引)
契約する自動車に自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載され、一定の条件を満たす場合に適用される割引です。
エコカー割引
地球環境に配慮したハイブリッド自動車、電気自動車、天然ガス自動車など、CO2の排出量が少なく、保険会社が低公害車(エコカー)と認定する自動車が対象となる割引です。
無事故割引
前契約の保険期間中ノーカウント事故以外の事故が無い場合に、翌年の更新時に適用される割引です。
証券不発行割引
保険証券を発行しない場合に適用される割引です。自動車保険を契約した後は、保険会社のWebサイト内の契約者専用ページでも契約内容を確認することができますが、保険証券が必要な場合は割引を適用しないようにしましょう。
団体割引
企業や団体に属する従業員で、「団体扱契約」や「団体契約」で自動車保険を契約する場合に適用できる割引です。自動車保険を団体扱契約や団体契約で契約できるかは、所属する企業や団体に確認してみましょう。
自動車保険の保険料の相場
保険料の相場を知るには、実際にシミュレーションしてみないと、契約する予定の内容での保険料の相場はわかりません。とはいえ、各保険会社の商品を1つずつ条件をそろえて見積るのは大変ですよね。
保険市場では、各保険会社の自動車保険を一括で見積ることができます。ぜひご活用ください。なお、運転免許証・保険証券・自動車検査証(車検証)を準備していただけるとスムーズに入力できます。
どんな自動車保険があるのか知りたい方は、自動車保険のページをご覧ください。
- ※ 掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
- ※ 掲載日は2017年5月17日です。
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