【初心者必見】医療保険を選ぶときのポイント
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医療保険は、病気やケガで入院・手術が必要になった際の経済的な備えとして、多くの方にとって重要な役割を果たします。
しかし、医療保険の種類や保障内容は多岐にわたるため、自分に合った保険を選ぶことは簡単ではありません。
ここでは、「医療保険を選ぶときのポイント」について詳しく解説し、失敗しない保険選びに役立つ情報をお伝えします。
このページの目次
医療保険とは?基本を押さえよう
医療保険とは、入院や手術などの医療行為にかかる費用を保障する保険のことです。公的医療保険(健康保険や国民健康保険)でカバーしきれない自己負担分を補うことができます。
公的医療保険では医療費の一部が支払われますが、長期入院や長期通院になる場合や、公的医療保険の対象外となる診察や治療で全額自己負担になる場合など、療養にかかる自己負担額が高額になることがあります。
他にも入院中の差額ベッド代や食事代、雑費などの費用がかかりますが、医療保険はこうしたさまざまな費用に備えることができます。
医療保険を選ぶ際の重要なチェックポイント
医療保険を選ぶ際に、特に注意したいポイントは以下の通りです。
保障期間の確認
保障期間には、一生涯保障される「終身型」と一定期間で保障が終了する「定期型」があります。
終身型は、契約時の保険料が基本的に変わらないため、長期にわたって保険料の支払いの契約を立てやすい一方、定期型より毎月の保険料は高くなる傾向があります。
一方、定期型は、契約時の保険料が安く設定されていることが多いですが、更新時にその時点の年齢に応じて保険料が見直され、多くの場合更新ごとに保険料は高くなります。
特定の期間の保障を望むなら定期型、生涯にわたって備えたいなら終身型がおすすめです。
保障の上限日数の確認
「1回の入院で保障される日数」と「通算で保障される日数」をそれぞれ確認しましょう。
多くの保険商品は、1入院の支払限度日数を「60日型」か「120日型」で選べますが、「180日型」など長期入院に対応するプランもあります。
なお、1回の入院に対する上限とは別に、保険期間全体を通した上限(通算1,000日など)があります。
【関連コラム】医療保険の支払限度日数 60日型・120日型 どちらがいいの?
保障額と給付条件の確認
「どのようなときにいくらもらえるのか」を確認しましょう。
- 入院日額の設定
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入院1日あたりの給付金額は重要です。特に、長期入院を想定するなら十分な金額を設定しましょう。
- 通院保障の有無
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医療技術の進歩により平均の入院期間が短くなり、退院後の通院治療や在宅医療が増え、通院保障のニーズが高まっています。そのため、通院保障の有無と内容を確認しましょう。
- 手術給付金の有無と額
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手術の内容によっては高額な費用がかかることもあります。手術給付金が保障に含まれているか、支払い条件も確認しましょう。
特約やオプションのチェック
基本保障に加え、任意で付帯できる特約やオプションがあります。
特約を付けることでより手厚い保障が得られますが、種類や内容は保険会社によって異なります。
自分に合うものを比較検討しましょう。
保険料の負担と経済的なバランス
- 保険料の支払方法と支払期間
- 保険料の支払方法には、月払いや年払いなどがあります。また、保険料の支払期間については、生涯にわたり支払い続ける終身払い、または一定期間だけ支払う一定期間払いがあります。いずれにしても、長期にわたって無理なく保険料を支払えることが保険継続の鍵です。
- 保険料と保障のバランス
- 保障を手厚くするとその分、保険料は高くなるため、必要な保障内容と予算のバランスをよく考えましょう。
保険会社の信頼性とサポート体制
気になる保険を見つけたとき、初めて聞く保険会社だった場合など、不安に感じることもありますよね。そういう方は、以下をチェックしてみるとよいでしょう。
保険会社の財務健全性
保障を長期的に継続できる保険会社かどうかが気になる場合は、保険会社の格付け情報などを参考にしてください。
給付金の支払い実績や顧客対応
スムーズに給付金請求できるのか、顧客対応は丁寧かなど、口コミや第三者評価を確認しましょう。
医療保険と他の保険との違い・併用の考え方
死亡保険(定期保険や終身保険)は、主に死亡時の保障を中心としており、万一のことがあっても家族が生活を維持できるように経済的なリスクをカバーします。一方、医療保険は、日常的な入院や手術費用の補填が目的で、治療期間の経済的なリスクをカバーします。
死亡保険(定期保険や終身保険)に医療保障の特約が付帯しているケースもあるため、医療保険を選ぶときは、すでに契約している保険と保障が重複していないか注意しましょう。
また、がん保険や特定疾病保険、介護保険は、それぞれの疾病やリスクに特化した商品であり、医療保険の補完に役立ちます。
医療保険は必要?
「医療保険って必要なの?」と思う方は、ご自身の貯蓄状況や収入の安定性を確認してみましょう。
例えば、安定した収入があり、医療費や生活費が支払えるような貯蓄が十分にあれば、必ずしも医療保険を契約する必要はありません。
一方、自営業やフリーランスなど、会社員のような傷病手当金がない方や、貯蓄が少ない方は、治療に伴う費用が家計を圧迫しないように医療保険で備えておくと安心です。
また、入院時の差額ベッド代や食事代、雑費などの費用もあるため、「金銭的な心配を減らしたい方」や「リスクに備えて安心したい方」には医療保険をおすすめします。
【関連コラム】やっぱり必要?医療保険 必要性を世代ごとに考察
自分に合った医療保険の選び方のコツ

医療保険を選ぶ際はまず、公的医療保険でどの程度医療費を軽減できるのかを把握しましょう。
例えば、保険適用できる治療に限られますが、医療費が高額になる場合に高額療養費制度を活用することで、年齢や所得、世帯の状況に応じて、自己負担上限額までの支出に抑えることが可能です。
これを踏まえ、ライフスタイルや将来設計を考慮し、自分に合った医療保険を検討しましょう。
【関連コラム】公的医療保険の仕組みと医療費軽減のためにできること
すでに医療保険を契約している方は、生活状況や年齢の変化により医療ニーズも変わりますので、結婚・出産・転職・定年など、ライフスタイルが変化するタイミングで見直すことがおすすめです。
古い保険は現在の医療事情に合っていない場合もあるため、最新のプランと比較することが大切です。
年代別の医療保険の選び方
20代の選び方
「一定の保険料で一生涯の保障が欲しい」「病気やケガなどに若いうちから備えたい」と思う方は、終身型の医療保険をおすすめします。若いうちに契約すると月々の保険料負担を低額に抑えることができます。
厚生労働省「令和7(2025)年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」[1]によると、夫婦の平均初婚年齢は、夫が31.0歳、妻が29.7歳となっており、20代で結婚する方も多いことがわかります。
結婚や子どもが生まれたときなど、定期的に保障内容を見直したいと思う方は定期型がおすすめですが、一般的に更新時に保険料が上がるため注意が必要です。
30代の選び方
30代は、子どもがまだ幼いご家庭も多いと思います。医療保険を契約していない方は、いざ入院となった場合に、収入が減ったり支出が増えたりすることも考えて検討しましょう。
厚生労働省「令和5(2023)年 医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」[2]によると、全体の分娩のうち約23%が帝王切開娩出術を受けているようです。
妊娠後に医療保険を契約すると、その妊娠・出産に関する入院や手術が保障対象外(部位不担保)となる条件が付くことが一般的です。将来の出産に備えたい女性の方は、妊娠前の早めの検討が安心です。
40代の選び方
40代はがんを含む生活習慣病のリスクが高まる年代ですので、これらへの保障が手厚い医療保険を検討するのもよいでしょう。
子どもがまだ独立していない方も多いでしょう。そのような方は特に、治療期間が長くなる可能性も考慮し、医療費だけでなく、収入減にも備えておくことをおすすめします。
なお、生活費の補填も兼ねる場合は、入院日額を高めに設定するか、働けなくなった際のリスクに備える保険も併せて検討しましょう。
なお、20代や30代と比べて保険料が高くなるので、自身に必要な保障をバランスよく選びましょう。
50代の選び方
50代からはがんを含む生活習慣病のリスクがさらに高まります。40代までの年代と比べて入院日数が長期化する傾向があるため、入院費用や収入減に備えて保障を充実させることをおすすめします。
また、子どもが独立した会社勤めの方は、定年を踏まえた将来設計を意識して、今後の収入や預貯金を考慮しながら医療保険を選びましょう。
60代、70代の選び方
一般的な医療保険は、契約可能な年齢が限られているため、自身の年齢で契約できる医療保険を探すところから始めることも必要です。
持病や病歴のある方は、通常の医療保険を契約できない場合や、契約できても部位不担保や特定疾病不担保といった条件付きになる場合もあります。
通常の医療保険を契約できない場合は、病歴や持病のある方でも契約しやすい引受基準緩和型や、無選択型の医療保険も選択肢に含めましょう。
なお、持病や病歴のある方が医療保険を検討する際、健康な方と比べて選択肢も狭まり、保険料が高くなるのが一般的です。
ある程度の預貯金がある方は、病気になったときにかかる費用を貯蓄と公的医療保険で賄うことができるかもしれません。
保険の検討時には、公的医療保険制度でどの程度自己負担が軽減されるのか把握し、保険料を無理なく支払い続けられるかどうかを踏まえて、保険商品・プランを選ぶことが重要です。
医療保険を選ぶポイントのまとめ
医療保険を選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう。
- 終身型か定期型か
- どんな保障があるか(入院給付金・手術給付金・通院保障など)
- 1回の入院で保障される期間はどのくらいか
- 保険料の負担を無理なく続けられるか
- 必要な特約やオプションの有無
- 自分の健康状態やライフプランに適しているか
また、複数の保険商品を比較検討し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることが、失敗しない医療保険選びのコツです。
出典
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