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自動更新と見直し

自動更新と見直しのイメージ

更新日:2021/8/18

生命保険の定期保険や定期保険特約は、一定の期間内に死亡した場合に死亡保険金が受け取れる保険です。

これらの保険は満期を迎えたとき、契約者の申し出がなければ、更新手続きを自動的に行ってくれる仕組みのものがあります。

以下、自動更新と見直しのポイントについてみていきましょう。

自動更新のメリット・デメリット

加入している生命保険が定期保険や定期保険特約を付加した保険の場合、期間の満了前に保険会社から封書等で契約更新の案内が届きます。

保険会社の案内に対して変更手続きを何もしなければ、契約はこれまでと同じ保障内容のまま更新されます。これが自動更新です。

自動更新のメリットは、加入者が更新をし忘れた際に生じる保険期間の空白を防ぐことができる点と、新規加入時に必要な医師の診断等が不要な点です。

デメリットとしては、更新前の死亡保障額や入院保障額等に対して、保険料を更新時の年齢、および保険料率で再計算するため、保険料が更新前に比べアップする点と、現在必要な保障額以上の保険をかけることになってしまうかもしれない点になります。

例えば、子どもの成長や独立等により必要保障額を減らしても大丈夫な方が、保険加入当時のままの保障(保険金額)で自動更新し、更新後の保険料が負担になっているケース等がそれに当たります。

自動更新時に判断すべき見直しポイント

次に自動更新時の保障の見直し方法についてみていきます。
更新時に判断すべき点は以下の3通りになります。

  • 1.現在の保障で継続(自動更新)
  • 2.現在の保険や特約の保障を減額、増額
  • 3.解約し他の保険に加入する

1の自動更新の場合は前述のように特に手続きは不要です。

2のうち保障の減額については更新に伴う医師の診断は不要で、比較的簡単に更新手続きがとれます。
一方、2のうち保障の増額については医師の診断や告知が必要になります。

3についても、新たな保険に加入するには医師の診断や告知が必要になるケースが大半を占めます。告知不要の場合もありますが、告知が必要な保険に比べ保険会社のリスクが高くなるため、支払う保険料も高くなる場合があります。

自動更新時は見直しのいい機会

上記の「自動更新のメリット・デメリット」のところでも触れましたが、自動更新は保険会社から何の予告もなく行われることはありません。
事前に保険会社から封書等で契約更新の案内がお手元に届きます。

ご自身が加入している保険の保障内容(保険金額や保障範囲)が、現状のライフステージに対して過不足がないかを確認するいい機会として活用しましょう。

  • ※ 掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
  • ※ 掲載日は2015年11月10日です。
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