生命保険の必要性
掲載日:2019年11月26日
はじめに
私たちは生きていく中で、不慮の事故によるけがや病気、突然の死など、さまざまなリスクと向き合っています。これらに備えるにあたって、リスクマネジメントの観点から保険契約を考えてみましょう。
リスクマネジメントの第一歩
リスクマネジメントの第一歩は、普段から健康に気をつけることや、安全運転をこころがけるなど、そもそもリスクにできるだけ近づかないようにすることです。火災に備えて消火器を設置しておくなど、万一のことが起こった場合に被害をできるだけ小さくするようなことも必要でしょう。これらを「リスクの回避」「リスクの軽減」といいます。
- リスクの回避
- リスクにできるだけ近づかない
- リスクの軽減
- 万一のときの被害をできるだけ小さくする
リスクの保有
しかし、すべてのリスクを回避することはできません。ですからリスクマネジメントにおける次の段階は、預貯金をするなどして、一定程度のリスクに対しては費用を自己負担できるように準備することです。これを「リスクの保有」といいます。
- リスクの保有
- 万一のときの費用を自己負担できるように、預貯金などで準備をしておくこと
保険の役割
そして、自己保有しきれないリスクをヘッジするのが保険の本来的な役割となります。つまり、日常頻繁に起こる小さな事故や短期の入院などは預貯金でまかない、長期にわたる入院や、高度先進医療にかかる費用など、思いがけない大きな出費に対しては生命保険で備えるというのが、リスクマネジメントの観点から見た保険契約となります。
- 保険の役割
- 自己保有しきれないリスクに対しての備え
まとめ
さまざまなリスクに対し、むやみに保険をかけるのは得策ではありません。大切なことは、私たちの周りにどんなリスクがあるかを認識し、どこまでのリスクなら自己保有でき、どの部分は生命保険でカバーする必要があるかを、正しく見極めることです。いざという時にもあわてずにすむように、適切なリスクコントロールをこころがけましょう。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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