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がん保険の選び方

がん保険の選び方

更新日:2021/9/22

がん保険は、保険会社からさまざまな商品が販売されていますので、どれに加入したら良いのか迷う方が多いです。

今回は加入後に後悔することがないよう、がん保険の選び方のポイントをご紹介します。

保障期間

がん保険は、一生涯の保障が得られる終身型と、一定期間の保障が得られる定期型の2種類に大きく分かれます。

一般的に保険料は保障される期間が長くなればなるほど高くなりますので、同じ保障内容で考えると定期型よりも終身型の方が高くなります。

平均寿命が年々延びていることや高齢になるほどがんになるリスクが上がることを考えると、終身型のがん保険を選んで老後に備えた方が安心です。しかし、教育費の負担や住宅ローン返済を抱えているなど、当面の保険料は抑えたいという方は、定期型を検討しても良いでしょう。

なお、定期型の場合、更新時には保険料が上がりますので、検討する際には注意してください。

図1 終身型がん保険のイメージ(例:60歳払込完了の場合)

図1 終身型がん保険のイメージ(例:60歳払込完了の場合)

図2 定期型がん保険のイメージ(例:60歳まで10年更新の場合)

図2 定期型がん保険のイメージ(例:60歳まで10年更新の場合)

がん保険の掛け捨て型と貯蓄型

がん保険には、お手頃な保険料で手厚い保障の「掛け捨て型」と、一定期間が経過すると還付金が受け取れたり、解約したときに解約返戻金を受け取れたりすることができる「貯蓄型」があります。

掛け捨てではない方が良いと思う場合は、健康でいることで還付金があるなど、使わなかった保険料が戻ってくるタイプの商品を検討するのも良いでしょう。

なお、がん保険の解約返戻金は、死亡保険ほどの金額を受け取ることはできません。

死亡保険のなかには、特約でがん保障を付加できるものがあります。がん保険の解約返戻金のあるタイプを検討する場合、がん保障を付加できて解約返戻金を受け取れる死亡保険を選択肢に入れても良いでしょう。

20代、30代など若いうちに加入するのであれば、貯蓄性のあるがん保険も選択肢の一つでしょう。しかし50代や60代など年齢が高い方の場合、貯蓄性のある終身型は保険料が高くなってしまいますので、掛け捨ての終身型をおすすめします。

がん診断給付金

がん診断給付金は、がんと診断されたら受け取ることができる給付金です。がん診断給付金が特約になっている商品もあります。

がん診断給付金は治療費をはじめ生活費にも使えますので、がん保険を選ぶ上で重視すべき給付金と捉えることができます。

ただし、商品によっては入院が給付の条件になっているものや、初めてがんと診断されたときのみ給付金が受け取れるなど、要件が異なりますので、注意するようにしましょう。

がん入院給付金、がん通院給付金

がん保険の入院給付金は、医療保険のような1入院あたりの給付限度日数や、通算での給付限度日数が設けられていないのが一般的ですので、長期入院になった場合に備えることができます。

表 退院患者の平均在院日数

2014年 2017年
総数 31.9日 29.3日
がん 19.9日 17.1日

資料:厚生労働省「平成26年(2014)患者調査の概況」[1]「平成29年(2017)患者調査の概況」[2]をもとに作成

がんの平均在院日数について、全体と比べても少なく、2014年よりも減っていることから、がんによる入院日数が短期化の傾向にあることが分かります。

図3 全てのがんの受療率(人口10万対)

図3 全てのがんの受療率(人口10万対)

資料:厚生労働省「平成29年(2017)患者調査の概況」[2]をもとに作成

また、全てのがんの受療率をグラフで見てみると、入院での受療率が減少傾向で、通院での受療率が増加傾向にあることが分かります。

がんでの入院日数は短期化の傾向ですので、がん入院給付金よりも、がんと診断されたら受け取れるがん診断給付金や、通院治療をしたときに給付金が受け取れるがん通院給付金を重視して検討するのも一つの選択肢です。

先進医療や自由診療に備える保障

先進医療や自由診療に備える保障

がんの治療法には、保険適用される治療の他に、保険適用されない先進医療や自由診療となる治療があります。

放射線治療の「陽子線治療」や「重粒子線治療」については、一部先進医療から保険適用となっています。

今後も先進医療から、保険適用となる治療があると思いますが、高額になる可能性のある先進医療を受ける場合もあるでしょう。

近年では、がんゲノム医療といった、がんの組織から遺伝子を調べて、一人ひとりに合わせた治療を行う医療が国からも推進されています。がんの遺伝子検査を行うコンパニオン診断や遺伝子パネル検査については、一部保険適用されるとはいえ高額になることもあります。

また、検査結果で国内では未承認の薬が治療候補となることもあり、自由診療で未承認薬を使用する場合、さらに高額になる恐れがあります。

このような自己負担のかかる「先進医療」や「自由診療」など、さまざまな治療に備えることができる特約などもあるため、カスタマイズをすることで治療費の不安を解消することも可能です。

その他の保障

がん保険のなかには、がんと診断された場合の本人や家族のショックや不安をメンタルケアの専門家に相談できたり、主治医以外から診断や治療方法のアドバイスが受けられるセカンドオピニオンサービスが付帯されていたり、保障以外の部分が充実しているものがあります。

精神的なフォローも期待できるがん保険を選ぶというのも良いのではないでしょうか?

必要な保障の選び方とは

がん保険の選び方としては、がん診断給付金やがん通院給付金の金額や支給条件、さまざまな治療に備えることができる特約や付帯サービスが充実しているかどうか等が判断のポイントになります。

ただし、保障を手厚くするとその分、保険料も高くなります。がん保険への加入の必要性や考え方は、家族構成や年収および職業や預貯金額等によっても異なってきますので、これらのことも踏まえて総合的に判断するようにしましょう。

出典
  • ※ 掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
  • ※ 掲載日は2016年8月31日です。
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