三井住友海上、「スマ保 災害時ナビ」の機能拡充へ

より使いやすく便利に
三井住友海上火災保険株式会社は8月27日、同社が提供するスマートフォン向け無料アプリ「スマ保 災害時ナビ」において機能の拡充を行ったと発表した。
「スマ保 災害時ナビ」は大規模な自然災害が発生した際、人々の避難行動をサポートしてくれるアプリで、今回拡充されたのは「津波浸水想定区域の表示」「安否情報グループ登録」「多言語対応」の3点である。
「津波浸水想定区域の表示」に関しては、3県を追加し38都道府県を掲載。これにより、災害時に危険な地域を確認でき、安全なルートで避難所に向かうことが可能となる。
「安否情報グループ登録」に関しては、これまでの1グループから最大3グループまで登録が可能となり、事前に親族や従業員などを登録しておくことで災害時の安否確認がスムーズに行えるようになる。
最後に、「多言語対応」に関しては、ベトナム語、タガログ語、ポルトガル語まで対応。これによりスマートフォンの使用言語の設定に応じてではあるが、在留外国人の約8割がアプリを利用可能となった。
GPSやカメラを活用
三井住友海上火災保険株式会社が提供する「スマ保 災害時ナビ」は、2013年8月より提供しているアプリである。
スマートフォンのGPS機能を活用することで、現在地周辺の災害や防災に関する情報をいち早く得られることはもちろん、カメラ機能を活用することでGPSと連動し、風景画像に避難所等の方向を表示することができる。
これにより、災害時の暗闇でも避難所や自宅の方向を見極めることができる。
同社では今回の拡充を通じて顧客に安心・安全な避難行動のサポートを提供するだけでなく、今後も防災や減災に向けた取り組みや顧客ニーズに応える商品・サービスの提供に努めていきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
三井住友海上火災保険株式会社ニュースリリース
https://www.ms-ins.com/news/fy2021/pdf/0827_1.pdf
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(記事提供:スーパー・アカデミー)