損保協会、福岡県自動車盗難等防止対策協議会定期総会を開催

20回目の定期総会
一般社団法人日本損害保険協会の九州支部は8月5日、福岡県自動車盗難等防止対策協議会が開催されたと発表した。
協議会は2003年に設立され、2022年8月1日に博多サンヒルズホテルで行われた今回は20回目の定期総会にあたる。同法人は設立時から事務局をつとめている。
定期総会には福岡県警察本部や国土交通省福岡運輸支局から出席した顧問をはじめ、会員14団体が出席し自動車盗難および盗難自動車の不正輸出に関する2022年度活動方針を策定した。
顧問あいさつでは、代表として福岡県警察本部生活安全部の梶原浩二部長が「自動車関連の盗難件数がピーク時の9割以上減少している」と述べた。
しかし年々手口は巧妙化しており、今後再び増加していく可能性を示唆、県民の安全確保のために関係各所のさらなる協力や支援が必要である旨が伝えられた。
ひとりひとりができることを
福岡県自動車盗難等防止対策協議会ではマックガード日本合同会社の代表執務執行者である秋山真社長の講演が行われた。
講演は「車両関連犯罪の変化とその対策について」というテーマで行われ、先に一般社団法人日本損害保険協会事務局から2021年の自動車盗難件数は大幅に減少しているもののキーあり盗難が6割超を占めているといった概況が報告されたこともあって相互の情報交換や独自の活動推進などが承認されたうえで終了した。
同法人では、今後も引き続き協議会の事務局として官民の連携を推進するとともに、より効果的な自動車等盗難防止活動に取り組んでいきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
一般社団法人日本損害保険協会ニュースリリース
https://www.sonpo.or.jp/
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(記事提供:スーパー・アカデミー)