エヌエヌ生命、親族外承継で経営者になった全国の中小企業経営者721人に調査

「自社の従業員・役員から経営者」が最も多い

中小企業向け事業保険を扱うエヌエヌ生命は11月15日、親族以外からの事業承継で経営者になった全国の中小企業経営者721人に調査を実施し、結果を発表した。
調査の結果、事業承継前の自身の立場では、「自社の従業員・役員」が64.5%と最も多く、このうち約7割の人は実際に事業承継するまでの所要時間が1年未満だったと回答した。

事業承継をする上で検討したことでは、「事業内容」46.0%や「利益・売り上げ実績」41.7%などが多く、「ブランド・のれん」や「技術」は1割程度となった。

「経営状況の説明がないまま経営者に」が3割以上

事業承継をする上で「経営状況について説明があったか」の問いに対しては、64.6%が「あった」と回答したが、残る35.4%は経営状況の説明がないまま経営者になっていたことが分かった。
事業承継で大変だったことのトップは、「従業員との関係」32.7%となったが、事業承継後の仕事の人間関係は、「良くなった・親密になった」が24.5%となり、「悪くなった・疎遠になった」の5.4%を上回った。

自身が経営している会社を事業承継する場合の方法では、「会社役員・従業員への承継」が42.3%と最も多く、「M&A」は8.2%に留まった。
(画像はプレスリリースより)


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エヌエヌ生命 ニュースリリース
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