12年目に
アクサ生命保険株式会社は3月10日、12年目となる東日本大震災復興支援を決定したと発表した。これは2011年3月11日に発生した東日本大震災による被災地の各種支援活動や、震災の経験を全国の教育現場における減災教育に活かすことを目的とした「アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム」の継続となる。
同社は2011年より「みらいをつくろう」をテーマに東日本大震災の復興支援に取り組んできた。これまでの支援総額は2023年3月現在で7億850万円にのぼっている。
また、2011年4月より「復興支援 1件1ユーロ寄付キャンペーン」を行っており、キャンペーンによる寄付金を原資として復興段階にあわせた支援を行っている。
これは新契約1件につき1ユーロ相当の寄付金を会社が拠出するもので、毎年3月に経営陣が被災地を訪問し、その時々のニーズを確認しながら継続していたもの。
現在は日本ユネスコ協会連盟が実施する「ユネスコ協会就学支援奨学金」と「アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム」の運営資金に充てられている。

被災地の明日のために
アクサ生命保険株式会社は寄付以外にも多くの取り組みを行っている。例えば、2014年からは震災や津波の経験を全国各地の教育現場の減災・防災に活かして伝承していく取り組みの支援や、東北絆まつりや「東北大学知の創出センター」との協働プログラムへの支援など、多岐にわたる復興支援だ。
今年で東日本大震災から12年が経過した。しかし、今もなお被災地域にはさまざまな社会的課題が存在している。
同社は、被災地の声に耳を傾け、ともに社会的な課題と向き合い、解決を目指していきたい意向だ。
また、持続可能な地域社会づくりの一助となるよう、今後も震災の記憶を風化させることなく、被災地から学び、得られた知見を子どもたちのより良い未来づくりと、地域社会の持続的な発展に活かす取り組みを継続していきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
アクサ生命保険株式会社ニュースリリース
https://www2.axa.co.jp/info/news/2023/pdf/230310.pdf
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(記事提供:スーパー・アカデミー)